麻雀バー訪問記

酒は好きだがバーは憧れているだけで全然好きでないので(飲んでればまだマシだが知らん人に話しかけられるの得意でないから)一生のどこかで行けるか……くらいの気持ちだったけど人が着いてきてくれると言うので某麻雀バーに行った。友達がワールドカップのときスポーツバーで見てて、あ、そういうのもあるのか!と羨ましかったので。 客層は出入りがあったが麻雀プロ:アマチュア=2:1くらいと見た。プロ多い! 麻雀プロが打牌に関してわいわい言ってる状況が傍から見ていて面白かった。プロだけあって全然画面見とらんやんと思ったら待ち枚数把握してたりして場況の把握が早!あんまり耳を立てるのもいかがなものなのかと思って聞いてないが様々な麻雀プロの裏話などもしていてうぉ……すご……とおもた。 わやわやの声よりちょっと小さいくらいの微妙な音量でABEMAの音声流れていたが、このあたりの音声はちょうどよかった。BGMうるさい居酒屋嫌いなんで。音声はよかったけどディスプレイの位置が高すぎて肩凝り5秒前だった。俺の背が足りないのか……。 いっちゃん重要な話しかけられ度も適切な感じでした。でもここは人と行くかどうかによると思うからわからないな……。 全体的に選手にあったかかったけどなぜか店内の応援がずんたんに偏ってしまい、皆で絶望の「あ~!」って声上げるのが面白かった。 雀荘より意義がわかりやすかった。これは普通に超小規模なパブビュと思ってよさそうですね。 富豪になったらまた行きたい。これは知っていたことなんですけど、女性プロである店長とお話しできるのがビジネスの出発点なんですよね。だから料金体系がガールズバーのそれなんだよな……。そのあたりベルバードがまた違う形を目指しているのかも。 🔰観るM🔰ひな❌まつパブリック本日18:00から一般募集開始ゲスト松本吉弘プロ🔰日向藍子プロ 開催11月28日18:00〜23:00参加費6000円ドリンクBAR付き先着50名予定18:00〜19:00サイン会、写真撮影会19:00〜23:00Mリーグ観戦お申し込みは公式LINEへhttps://t.co/l0feGMleJ3 pic.twitter.com/4dxzhsegVH — 麻雀ベルバード新橋店|麻雀初心者の殿堂 (@bellbird2048) October 21, 2022

雀荘訪問記(X)

着順 0-2-0-0 えっ!?2022ってフリーで雀荘行ってなかったの!?やる気あんのかよこいつ……。 秋頃から気になっていた雀荘があって、いろんな見てみたい(会わなくてもいい……同卓しなくてもいい……)プロも来ていたのに逃げ続けていたのですが今日いよいよ近くに用事があったので普通に嫌だアァァァと思いながら行った。 早い時間に行ったからスタッフ(多分どっかの団体のプロの人?)や常連の方が相手をしてくれて大変優しくしていただきました。 ゲストの方とも同卓させてもらた。若い女性プロがゲストのときの空気、若干、若干苦手かも……。あっゲストの方はいい人でした!すげえ手役炸裂させてた(あがれてなかった)。 店を出ると死ぬほど肩が凝っていた自分に気がつきましたとさ。 でも適度なわいわい感もあって自動配牌卓だしお店もきれいに掃除されとるし、本当に行きやすいお店だと思ったので、がんばる。ノーレートフリーなのにラブホの下にあるのはちょっとウケたが。 さらにこの店には成績管理システムがあるのだな。それは好きかも。でもあくまで強くなる手段はネット麻雀で、イベントごととして楽しむのがよさそう。 ちなみに内容は手牌が死んでたし全然河見れてなくてよく22だったなという感じ。ダブルバックだと思ったら南場だったし。あぶね~。 点数申告ほぼ間違えました。ツモとロンをよく間違えるのとドラを飛ばす。結構これかも。 気をつける所作メモ 井桁 片手 鳴き面子晒してから切る

「よるのけものたち」執筆後の散文

本文 最初にプロット書いたの2020‎年‎6‎月‎2‎日だった。もっと古い気がしたんだけどな。 これ調べるために過去のプロットのたねを見てたらモノローグがめちゃくちゃよかったので何故当時描かなかった!?となったので半分くらい続きをつけて描いた。 性食考の影響を大いに受けている。最近「昔話のコスモロジー」と一緒に読み返したので。この辺はあまり喋りすぎると野暮ですけど……しかし癖の塊みたいな話だな……。 絵本っぽく作りたい!と突然ひらめいたので本にした。   最初はPrint-ONのハードカバーセットにしたかったんだけど、本文が長くならんとどうしても体裁が悪いので諦めて絵本要素は正方形裁断に求めるか……ここまで薄いならいっそ中綴じ本にするか……それならミシン製本にするか……となった。そうして最初のイメージからはちょっとずつ離れていくのが世の常だが表紙の題字と奥付にも絵本らしさを目指した名残がある。   ミシン製本、案外選択肢が少なくてレトロ印刷がやってた。 レトロ印刷いいよね……。活版印刷!混色!ツヤプリ!こんなの皆好きじゃんね。 でもそれのために印刷所に選んだわけではなかったから印刷特性を活かしきれなかったのは心残り。シトロン側はもう少し大胆っていうか抽象的な選択にしてもよかったかも。でもこれはそんなに簡単じゃないから。そもそも色塗り苦手なんだから俺は。今後お付き合いをしていこうぜ、長い時間をかけて。使いたいインクもいっぱいあるし、ツヤプリも試せなかったし。でも何刷ればいいんだろ……。 サンプル取り寄せたら本出す前になんか刷ってみたくなったので年賀状刷った。   特に創意工夫しなくても素でかわいい~。   なんで当時描かなかったのか思い出せないんだけど、今回足した後半(当初のプロットではモモは動物を閉じ込めておく人間だったの)がなかったのに加えてどうしてもエロが本文内に入るからかもしれない。 エロの練習が描けるものの拡張に寄与しているの偉すぎる!!! エロの練習が描けるものの拡張に寄与しているの偉すぎる!!! いやそこまで露骨なエロを描いているわけではないけど。エロに怯まず戦う気持ち。それこそ身につけたかったものなわけ。ね?   描いてる途中でふと自分の比較的新しい紫陽花組本を開いたんだけど(一冊はこれ)改めて読むと公式からちょっとお出かけして(パロディとかそういうものとは違うんだけども)性癖ぎゅむぎゅむの本ですごかった。あと何故か微エロもあった。最近ジャンルにいる時間を人生に喩えて考えているが老いた後の本にはジャンルを超えて老いた作家の独特のヘキが出るのかもしれない。   普段の頒布価格は注文した値段を注文した冊数で割るというよくある値段の付け方をしているんだけど、当初の予定からちょっと部数を減らしたので全部捌けても赤字になった。もともと今回は一冊のために刷るくらいの気持ちで刷ったのでそれ自体はどうでもいいんだけど、その行為のせいかすごくプライベートな本のような気がしている。普通の印刷所よりは納期も長かったせいか、手元に来るまですごく緊張してしまった。猫がお祭りに乗じて出すかぁって決めた本だからよりそう感じるのかも。 大事にしよ。 大事にしてくれるなら分けてあげてもいいよ。 booth  

積本

年末年始に向けて積んでる本を紹介します 歌うダイアモンド 墓碑銘 大江健三郎小説1 ザ・ゴール STONER 唯心論と唯物論 2010年宇宙の旅 虚人の星 僕が殺した人と僕を殺した人 ミドルマーチ 麻雀AIのアルゴリズムと実践 新科学する麻雀 めんどくさがりなきみのための文章教室 ゼロ秒思考の麻雀 騎士団長殺し 1歳の君とバナナへ 根こそぎフランケン おぼぼ……

小説講座所感

秋の間、某大学主催の小説講座を受けた。現地参加。前期まではオンライン講座だったのでちょっと面倒だったんだけど、現地に行ったことで世の中には小説を書くことを始めようとする人がいるという事実を確認できたのでよかった。参加人数(課題の提出者)は14人。年代は50代が中央値かな。男女比はほぼ一対一。当たり前だけどそれはオタク層とは全然被ってない。オタク、多分一人か二人くらいしかいなかった。オタクの老後に興味があるので面白い印象だった。テンプレートでない人生は続くんだよな。 読解 講座は主に小説を段落単位で解析しつつ、いろいろコメントを聞く形式。小説を書く時の課題として、テーマの探し方と書き方に関わるテクニックの2つがざっくりあると思う。最近勉強している小説批評は小説全体のテーマの方にスポットが当たっていることが多いので、久々にテクニックについていろいろ考える機会があってよかった。でも一個一個のテクニックを全部引き出しとするのは難しそう。まぁ実際に書く時に使うか、自分で読解していかないと頭に残らないよなぁ。網羅的に掲載されている大辞典でもあればいいのに。前に紹介した本の中だと小説の技巧がそんな感じかな。テクニックじゃなくてテーマに寄ってる気がするけど、網羅的という意味では感情類語辞典も近いのかなと思う。それで感情類語辞典を改めてぱらぱらめくって見てみたんだけど、じゃあこれがすぐ外部装置的な引き出しとなるのかというとそういう気もしなくて、小説の書き方を人に教えようとする難しさを感じた。講座を受けていると読む本が供給されるのもよかったな。紹介される小説の既読率がちょうどいい感じにプライドをくすぐりましたことをここに告白させていただきます。ラッタウット・ラープチャルーンサップの「観光」、読んだことあるわ。島田雅彦、向田邦子、保坂和志←とりあえず1ポイント入れた川上弘美「神様」、スティーブン・キング「書くことについて」←読んだ村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」、春樹「騎士団長殺し」←積んだ 添削 これね。記事これ。 講義も良かったんだけどでも全6回の中で1.2回分使って添削の講義があって、これが本当によかった。これだけのためにも受けてよかったな。結局書いていくことでしか小説の書き方を覚えることってできなさそ。書くことへの刺激を受けるという点では週一で講義を受けたのもよかった。そのままのやる気で書けたらよかったが、まぁ秋は漫画も描いていたのでね……。人に読んでペンを入れてもらうことは多分同人オタク同士でもできるんだろうけど、センスと技量への信用と、人間関係が壊れないだろうという信頼が必要そう。実験的にやってみたくはあるので信用と信頼があるオタクは声をかけてください。