ソシャゲと音楽

永遠意光とViva! Fantastic Life!!!!!!!を延々と聞いている。 ソーシャルゲームは可処分時間の奪い合いだとかアクティブユーザー数が大事だとか聞くけれど、そうはいっても物理的にゲームに手を付けられない時間は存在する。それを思うとソーシャルゲームに音楽が寄り添うというのは賢い手段だなと思う。 ゲームができなくても音楽を聞きながらできる作業はあるし(具体的に言うと原稿や原稿など……)、そうすると作業中も自ずからそのゲームへ思考の一部を割いているわけで、愛着も湧くというものだ。刷り込みというやつですね、私の大好きな。さして好きなわけでもないのに頭から離れないという現象も音楽ではよくある。これは映像にはできない、音楽のアドバンテージなのではないか。 バラム戦なんてほとんどやっていないのに龍虎激突が流れるとあのにょろにょろした動きを頭の中に描けるのは本当に凄いことですよ、と書こうとしてバラムにはノーマルでもベリハでも相当苦労させられたと思い出した。記憶を捏造している。 これは最近味わい深いと思ったブログhttps://collectone.jp/blog/category/cat/


メギドアニメのサブタイトルにある「旅戦」。知らない熟語だな、とふと思って調べたら造語だった。すごくありそうなのに、ない。認知の壁のセキュリティホールだ。 191009 征旅という言葉があるな。銀英伝を読んでいて気がついた。 読んでいなかったら気がつかなかったと思う。


好きな技術書

日本語の作文技術 (朝日文庫)   本多勝一 https://www.amazon.co.jp/dp/4022618450/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Bx-oDbJ8Z5DG6 漫々快々―みんなのマンガがもっとよくなる (Comickersテクニックブック)   菅野博之 https://www.amazon.co.jp/dp/4568502241/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_1y-oDb21GBPNB 最近古本市で見つけたので日本語の作文技術の方を読み返してる。水を飲むように見たり読んだりしているものが作り手の側から解体されていく様が好きなんだと思います。こういう技術を人に伝えるまで落とし込むことは「上手い文章を書く」「上手い漫画を描く」とは全く別個の能力なので、作者の方々は尊敬できる。


新青森の勇者

エスカレーターに乗る際、歩く人のために片側を空けるという文化がある。あれが許せない。 厳密に言うとその文化そのものが許せないのではなく、その文化によりエスカレーター前に一時的な渋滞が発生している瞬間が許せない。さらに厳密に言うと許せないと言うか、据わりが悪い。見ているとぞわぞわしてきてしまう。 誰か最初の一人が空けられた片側で立ち止まればいいのだ。それで渋滞解消速度は2倍になる。 でも一度やってみるとわかるだろうが、これは頻繁に日常に発生するにも関わらず極めて高度な勇気を必要とする行為である。エスカレーターは本来立ち止まって使用するもので、正義は我が手にあるにも関わらず。 私も余程血気盛んな時しかできない。名古屋で立ち止まってやった際、後ろから無理矢理人に追い抜かされたことがあり、かなりトラウマなのである。 先日新青森で降りた時、新幹線のホームにこのエスカレーターの悪夢というべき状況が発生した。私は世界を少しでもよいものにするべく空いたレーンに足をかけた。 するとなんということでしょう。すぐ前のおじさんが立ち止まったのである。彼もまた世界をよりよくしようと試みる一員だったのだ。この協会に参加するメンバーは極めて少なく、こんな所で出会うとはすごい偶然だ。 私は前方に立つ勇者の背中を眩しく見下ろしたのだった。 下りのエスカレーターだったので。


自炊に目覚めた肉の食えない友人がおり、最近はオープンオムレツを作っていると言う。 ……オープンオムレツって何? その場では聞けなかった。恥ずかしかったのだ。多分ふわとろオムライスの上に乗っかっているパーツみたいなもんだろうと思ってふんふん話を聞いていた。こういう料理名に関する教養を人々はどこで身につけているのだろう。ここ数年の謎です。 友人が帰った後に調べてみると、それは単純に具材の入ったオムレツのことを指すらしい。何故オープンと名乗っているのかはわからなかった。具材に対してオープンな態度を隠さないからだろうか。 見れば見るほど卵とじと呼ばれるものに見えてきた。今からでも遅くないからクローズドオムレツに改名して欲しい。 徳島産業 たっぷりたまねぎポン酢 400ml×4本 徳島産業 https://www.amazon.co.jp/dp/B07P16WJDL/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_YlZeDbK5DM1RK


タチバナの種五つのこと

最終話前・前話振り返り! キングレオの冒険のヒロイン(偽)こと北上イオちゃん!!!出番あって嬉しい!後半空気だったが……。 完全にこの世界の探偵=アイドルと明言されてしまったな。まぁ名探偵キングレオが偶像であることは最早回想のテーマと言っても過言じゃないから……。さすがポストハイローの円居挽ですね。しかし獅子丸、ファンレター読んだりするのかな……。 寅彦の格好が黒尽くめじゃないし、むしろ間逆なラフな方向に行ってるの、最早この世界では言うまでもないことなんだろうけど何度やられても来るものがあるな……。 ルヴォワール世界での寅彦は獅子丸を喪ってからファッションの方向性を変えたんでしょうか……。ルヴォワール世界天親家、語られていないことが多すぎる。いつか後ろから刺されそうで(作者に)、怖い。こんなのみぞおちを晒してダンスしたまま公道を歩いているようなものですよ。 探偵名鑑なんてあるのかよ 烏有が雄として勝てる相手、作中にそこまでいなくないか……?達也にも負けてるじゃん……(そういうこと言うなよ……) 第三者の視点から描写される社会人・天親大河、最早ちょっと怖い!友人相手に説教するなよ。 タチバナ事件、五人ということは当然最後の一人は天親寅彦の妹でもある天親陽虎であって、獅子丸がかばった犯人も陽虎だったと思うんですがどうでしょう。このエピソードが入ってくることで4話の読了感も大分違ってくる気がするんですが、ここの描写は単行本になった際の加筆待ちなのでもだもだするな。 でも最終話含めて既に単行本化作業進んでいるっぽくて嬉しいな……!文庫の出がよかったみたいだし四季報みたいに続編からいきなり文庫化かな?ていうか3話のユーチューバーパートもそうなのだが、単行本化の際に全体的にミステリパート加筆が入りそうで勝手に期待している。 でも加筆修正が入って別物になることが確定している最終話、どういうテンションで読めばいいのだ……。 >「見に回っているかのように」 はい、本日のはいです 回想の獅子丸、冒険と比較しても覗く面が甘く優しくそして可愛く、身内に厳しく出来ない天親獅子丸納得できてしまうんだよな……。ていうか寅彦への態度が徹頭徹尾愛しいものに対する目線でもうダメだ。 人間である天親獅子丸とそれに反したキングレオという偶像……それでも獅子丸を支えながらそこに踏みとどまって欲しかった助手兼記述者……(@2話)。 親族との関係を修復したかったが故に推理を誤ってしまうの、寅彦との関係だけど勿論2話で動機を推理できなかった失敗を踏まえての修正だったはずなので、読者が見てきた中で確実に無謬の名探偵キングレオの故障が起こってしまっている……。 大河……はっきり言ってお前が助手を降りるからだぞ……。 鼻を鳴らす獅子丸、完全にネコで可愛い。 引退してしまったよ!!!幽閉されてる間にこれまで執着していた女の首を捨ててまで欲しがった名探偵の首がもげてしまいましたけど論語君気分どうなの?しかし施設を脱走って完全にハンニバル・レクターで興奮しますね。 読み返したのが今日でよかった、あと24時間以上は待てない。


スコアアタックちょっとやってみて面白いなと思ったのは実はアイドルブローチなんだよな。基本的にスコア計算はスキルを含めた各カードの能力値を足し算していけばいいというコードを書いてるんですけど、ブローチがあることでユニット全体を考慮した処理が必要になるなということに改めて気がついたので。特定の条件下ではあるユニットが各カードゴリ押しのユニットよりも強くなるということが起こりえそうでおもろい。しかし判定縮小1.6倍は流石にえげつないですね。 ラビチャと競合しないで欲しかったんだけど……多分それはブローチの罪じゃないからな……。あと最適ユニットにWVが3人入ったのでがんがんユニット組み込んだらUR実装時からずっと貯蓄していたはずのアイドルスターが秒で消えて、育てていくことでより魅力的になるってそっち!?となった。 最近メギド72のデータ分析してる人の話を放送等で聞いたりしているのですが、こうやってゲームの調整ってやってるのか~!という発見があっておもろいです。あと「DeNAで分析やってますハヤカワです」の「仕事:分析」感が好き。 アイドリッシュセブンも「分析」してくれるか……?ぷちななに対するラビチャカード実装時のガチャ回転率……プレイヤーが所持しているラビチャの開封率……嘘……なんでもない……。 Rを叩いてごちゃごちゃ解析するのは結構好きなのでちょっとやってみたいのは、どれくらいコンボとパーフェクトが途切れるならばタイマーが有利に立てるのかという分析です。悲しい結果が出そうですね。Doちゃん……好きだ……。


氷をよく食べる。 出かける前に一個食べる。出勤時に氷が口の中にあると嬉しいので。夕方までに家に帰れれば、寝るまでに一皿くらい食べる。これは冬の平均値なので、夏は勿論もっと食べる。 小学生の頃から食べていた。よくお腹を壊すのでよく怒られていた。製氷室から氷を掬う音でバレて怒られるので、高校の頃は静かに氷を取り出すことに心血を注いでいた。 氷は最早私の人生の一部、アイデンティティと言える。 ところでこの前血液検査を受けた。 鉄分の値が普通の女性の2/3ですね自覚症状なかったんですか?と言われて薬が出た。一日二錠と二服。氷食症の原因の一つは貧血らしい。 氷が好きじゃなくなったらどうしよう。 おいしい氷の作り方  【製氷皿で作る場合】 1. 蓋のない容器を用意します 2. 容器に水を張り冷蔵庫で48時間以上予冷します 3. 製氷皿に水を入れて冷凍庫で凍らせます(常温の水より時間がかかります)4. 凍ったら取り出し、表層の透明な部分が溶けるまで待ちます 5. 氷が全体的に白濁したら完成 【自動製氷機で作る場合】 貴方は何の苦労もなくおいしい氷を得ることができる。何故それをしないのか?


お詫びと謝罪

共用の塩入れに間違えて砂糖を補充したのは私です。 善意の行動だったのです。皆さんのためにと思ってしたのです。 煮物を作ってなるべく早く消費しますのでご寛恕ください。 最近はドラゴンカーセックスアンソロジー(こhttps://walkingchair.booth.pm/items/965922れ)を読んでます。全ての世界はドラゴンカーセックスで結ばれているという天啓を得ることができ、よい。つまりサイエンスフィクションですね。 ドラゴンとカーがセックスした結果何が起こるかで終わらず、何故起こるかに踏み込んでいる点、やはり竜とダイヤモンドは輝いていますね。 SFをかくには若輩者すぎますがエテルノのドラゴンカーセックスアンソロが出る際には最大限の努力を惜しみませんのでご用命下さい。 流れよわが涙、と孔明は言った (ハヤカワ文庫JA)   三方 行成 https://www.amazon.co.jp/dp/4150313725/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_vE38Cb0ZMWMHE


そもそも漫画を打ち切るな

楽しみにしていた漫画の更新日に待ってましたとブラウザを開くと、展開は突然急になっており、そして何の前触れもなく終わっている。ご愛読に感謝します、次回作をお楽しみに!打ち切りというやつだ。 すると、さっきまで私が大事にしていたものは未完という傷物になってしまう。一体私は何を好きでいたんだ?終わるその瞬間までの物語は変わりないはずなのに、不安にさえなる。 世の中には小説に漫画に映像に無数の物語が存在するが、物語は終わらなければ物語じゃないと思う。いい話とか悪い話とかそれ以前に、そもそもそれを評価できない。途方に暮れるだけだ。 もちろん漫画の作者は読者がそんな気持ちにならないように、限られた話数の中で懸命に終わりを組み立てる。でもそんなものは無理難題だ。打ち切りだと明言されようがされまいが、余程周到に準備されたゴールでなければ(松井優征の逸話を踏まえて喋っているが、そこまで考えているのならそれはもう一種の「作者が想定した終わり」だろう)読者にだってわかるに決まってる。 なんなんだ。馬鹿にしてるのか。 考えてもみて欲しい。途中まで読んでいた小説が突然ある項をめくったら真っ白のページになることがあるか? 1クールだと思いこんでいたドラマが8週目で突然別の番組になることがあるか?(追記:あるらしい) そんなものは乱丁だし放送事故だ。でも漫画ではそういうことが当たり前のように起こる。 そういうことができるのはエッセイ(漫画)や随筆(文)であり、媒体で左右されていいものじゃない。 物語は作者の志の通りに終わるべきだろ。道半ばの人気に左右されていいものじゃない。 自分の作品を打ち切りという形で終わらせたい作者なんてほとんどいないとは思う。最近は出版社がファンから非難されるので、打ち切りを作者が明言することさえ避けられるらしい。見る目がないとか電書がどうとか初動がなんとか。 でもそういうシステムに甘んじているという意味では、私にとって出版社も作者も同罪だ。システムが悪いと言っているので、出版社も作者も悪くないとも言える。 打ち切りの話ばかりしたけれど、連載継続だって同じだ。 ストーリーを描く漫画家は連載前にこの話がおおよそどれくらいで終わるか出版社に提示するべきだし、出版社は一度載せる価値があると決めたなら作者が提示した終わりまで枠を買いきるべきだと思う。既存の形で言うと、短期連載に当たるのか。 多分こういう形では長編ストーリー漫画は生まれない。 そもそも漫画は小説に比べれば同じ物語を紡ぐための作業量は膨大で、長い話を語るのに向いた媒体ではないだろう。 でもそのように、物語の長さが媒体に縛られるのは漫画に限った話じゃない。映画は4時間撮れないからといって、前編だけで終わる映画があるか?2時間なら2時間で、それに適切な脚本を作るのがプロの筋だろ。 物語を続けていきたいなら、作者の実績等を鑑みてシリーズ化や続編の措置を取って欲しい。あるいは描き下ろしの形で作者が出版社に持ち込むかだ。打ち切りは乱暴すぎる。数話単位という本来その長さでは評価できない長さで物語の商業的成功をチェックして、駄目なら切り捨てる。それは出版する側からはローリスクだろうけれど、今まで読んできた物語が突然終わるというリスクを読者に押し付けていることを自覚しているのか。 出版社の見る目がないとか作者は悪くないとか読者が声を上げて応援とかそういう話してない。そもそもストーリー漫画を打ち切るな。そういう話でした。 追伸。偉そうなことを書いたのは、最近まで描いてた漫画を最後まで無事描き終えて安心したからです。よかったよかった。