雀荘訪問記(雛)

バレットグループ杯に参加した!
いろんな麻雀の場を眺めたい活動の一環。
社会人が会社のメンバーと行う麻雀に憧れがあるのでその空気を吸いたくて……。
実際かなり吸えました。「コイツは部内で一番下です」「一番下から2番目です!」という会話があって、会社のメンバーに麻雀の成績をコメントされるという公私が絡まった錯覚を覚える面白さを感じた。
月に一回部活動が開催されているらしい。この前は卓が9つ立ったって言ってた。マジ!?昭和までの麻雀黄金期にあった姿とは違うだろうけど、現代的に蘇った姿って感じで面白いな。いや昭和のサラリーマン麻雀詳しくないけど。どういうきっかけで成立した部活なのか気になるな。

参加者はエンジニア先行申し込み制度があっただけあり若い男性多め、全体的に女性少なめでした。
好きな言語の話とかするのかな……と思って自分がエンジニアなのかどうか自信がない私は怖かったが全員麻雀の話ばっかしてました。

ゲストは浅井さん、渡辺卓也さん、丸山さん、新榮さん。
浅井さん以外全員と同卓させてもらえてありがたかった。浅井第21期雀王がサラリーマンの側で立ってるのがよかった。浅井さんていつ麻雀の勉強してるんだろ。新榮さんてこの前あさぴんと学生麻雀実況してた方やないか!いやていうかシンデレラ勝った方なんだけど。あれ面白かった。こうやってちょっとずつ知ってる若手の麻雀プロが増えて嬉しいな。丸山さんは今日も麻雀を楽しんでいてよかった。渡辺さんと同卓した会は何故か全員の打牌が早すぎて私もつられて早くなり最終的に大分時間が余った。

会場がひよこ堂という初訪問の雀荘だったのだがぬいぐるみがいっぱいあって可愛かった。

確か麻雀を新卒の採用活動に使っている企業もあったし醍醐さんの会社もITの会社なんだよな。採用以前に知名度アップという意味合いもありそうで、この取組みについては興味深いので追々考えていきたい。でも転職活動本当にしんどかったから、しばらく転職と名のつくものは見たくないぜ……。

着順
212241 +68.9(6/32位)
めっちゃついてた!でも一回引いた4の内容が死ぬほどよくなかった。対面の新榮さんと一緒に一生混一色と七対子やってました。新榮さんはあがっていたが……。

失敗した点数申告
6000∀(リー即ヅモ一盃口赤ほにゃ)
2600(タンヤオドラ赤)

成功した点数申告
10002000
20004000

大会に出る前に知りたいこと:飲み物があるかどうか


帽子作った

さいきんグッズ作りに興味がある。
好きなグッズやさん:ずむや
キャップはシンプルに自分が欲しくて既製品を眺めていた。キャップってなんで野球チームのロゴばっか入ってるんだろう。ベースボールキャップからかな。あと犬のシルエットが印刷されているキャップもあった。羨ましい。入っている宗教のため動物グッズは両生類を身に着けなくてはいけなくて……。

同人誌と同じでグッズ作りもごっこ遊びかな~と思っているので架空ロゴを印刷したいな~と思いながら生活していたら突然”Frogtail”という造語が浮かんできた。より固有名詞っぽくすると母音を一つ外して”Frgtail”。フルグテイルって読むのかもしれない。
一応調べた。Frogtailは社名として実在していたがFrgtailは非実在だった。まぁ実在していても私のほうが絶対生涯でカエルの尾のこと考えてきたから負けないんだけど……。
色は一番好きな色でほっとくとすぐこのあたりの色をチョイスしてしまう。

いちおう売ってる
FrgTaiLキャップ(ホワイト)
同人誌と一緒に帽子が並んでいたら面白いから。
あとほんとうは年賀状も並べたい気持ちがあります。


もしミステリ読みが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら

※「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」のネタバレを含みます

拙い文章だと感じた。小説を書くための基本的なルールが成立していない。神の視点や視点の乱れが小説内に遍在している。文章の修飾に独創性がなく、取ってつけたようである。
その文章の冷たさは、同様にストーリー仕立てのビジネス書というジャンルの有名作品であろう「The Goal」を感じさせるところもあるが、ビジネス書として書かれた小説などほとんど読んだことのない立場の私からは不当な評価かもしれない。
それでも私がこの小説を最後まで読み切れた理由は二つある。

第一に、本書がビジネス書だったからである。
小説には手厳しい私だが、この本が芥川賞を目指して書かれたものではないことくらいは理解している。この本を通じて『マネジメント』の内容は具体的に理解できた。修飾語もビジネス書の中に登場する比喩表現の一種と考えれば毒にはならない。

第二に、本書がミステリー小説だったからである(私はカテゴリーがどんでん返しされる小説に滅法弱い。参考:銀河英雄伝説感想)。
最大の謎は「みなみ(主人公)はなぜ高校野球の女子マネージャーになったのか」。伏線は張られている。答えを求めてページをめくる。終盤の謎解きパートでは主人公の親友が死ぬことになる。読者は親友が死ぬことに感動するのではない。死ぬことで謎が解かれ物語が展開するから、その死に意味があるから心が動くのだ。心が動くから小説が成立するのだ。
ワイダニットはミステリーに限らず物語を牽引するための一般的な構造だが、本書では冒頭で叙述トリックが使われている。物語の冒頭で、みなみは野球に縁もゆかりもない人生を送ってきたのだと読者は思い込まされる。しかし、謎解きパートでみなみに縁もゆかりもなかったのは「野球」ではなく「(高校)野球部」だったことが明かされる。

叙述部分では神の視点が用いられているものの、小説全体を通して主人公=犯人(読者に対して裏切りを行う人物)という形式に当てはめるならば、この物語は倒叙形式でもある。読者はみなみを信頼できずに物語を読み進めていくことになる。
そもそも読者はドラッカーの「マネジメント」を読み、限られたページの中でさしたる失敗もなくマネジメント実践に成功する非現実的な女子高校生に共感できない。構造的な点からは、視点の乱れや一人称視点が選ばれなかったことがそれを加速させている。さらに、あだち充の作品に由来するであろう「みなみ」という記号的な名前からもこの主人公の得体のしれなさが伺える。
しかしこの非共感は、倒叙形式を踏まえるとよく機能している。親友が死に、裏切りを告白し、初めて感情的になり激高するみなみを見て、読者はみなみとの距離が急激に縮まったと感じるのだ。

改めて、ビジネス書において物語とはビジネスに役立つ知識を伝えるための道具である。それは二次創作の大部分において物語がキャラクターや原作の魅力を伝える道具となるのに近い。本書では、視点の乱れ、ミステリー的要素、共感できない主人公などの要素が複合した結果、『マネジメント』を紹介しながら最後まで読者を引っ張る小説になっている。特にワイダニット、叙述トリック、倒叙形式などのミステリー小説の小道具が、実用書に強力な物語の力を与えることを証明している(参考:ミステリ風味二次創作、あるいは虚月館のこと)。もしミステリ読みが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら、ミステリーの『マネジメント』力を実感するだろう。


雀荘訪問記(Go7)

ここしばらく平日の疲れを麻雀大会で癒やすみたいなことをしていたので三連休なのに麻雀打ちに行く予定がなくて寂しくなり打ちに行った。7回目らしいですね。行きつけの……と言いたい気もするがここは行きつけの人が多くいる雀荘もとい麻雀スクールなので別に行きつけではないのだ。

  • 4位と離れた3着目で2着まで跳ツモ条件。12233p234m234sXXみたいなドラなし手をリーチしなくてよくなかった。これは1pツモは裏裏条件だが4pツモは裏1なのでリーチ。
  • 44(ドラドラ)5(赤)234567m西西白白→自風西ポンで受けをどう取るか(白生牌)。満貫手にしたくて双ポンに取ってしまったがアガリ率違いすぎて両面に取るかな~とのこと……。そうか……。両面に取った後白ポンして延べ単で満貫目指す手もあるとのことだった。マジで!?一旦ノーテンになるのはさすがにどうなんだ……
  • 先制リーチに親が仕掛けで押しているの見えてたのに門前混一色一向聴で押してしまってよくなかった
  • 終わった後、常連の人が卓掃をしていて、なんて常連に愛されているスクールだ……と思った
  • 本場を頑張って申告した
  • 222456sXYZ中中 ポン南南南(ツモ)みたいな点パネがあった。12符か……。役牌鳴くからこの形の点パネまぁまぁしそうだ。練習したい

帰り際にあんまり見れなくてすみません!と謝られた。そ、そんなことは気にしなくていいが……。麻雀スクールとしての自負……。ネット麻雀の調子はどうですか?と聞かれたがなんて答えるべきだったんだ。調子、調子、か……。

最近覚えたTips:麻雀打つ前に甘いものを200kcalくらい摂取するといい。ボロボロしないものを選ぶ。


雀荘訪問記(素)

「いまいしんごプロデュース第5段~今年の冬は君が降り積もる。どんな寒さだって暖かく守ってくれる男子杯~」に参加しました。
どゆこと!?
若手男性プロに出番を与えたいという今井プロ(通称しんごちゃん)のユニークで尊いプロ意識に基づいたプロデュース大会です。個人が主催する大会も見てみたいな~と思っていたら安心信頼の今井プロが開く大会だしゲストプロもほとんど知ってる方だし後藤プロ(実況する方)見てみたいしこんなチャンスは滅多にないぞと思って参加した。
実際、ゲストの他にも参加者36人中プロが11人おり、今までのイベントとはかなり違う雰囲気を感じた。しんごちゃんの人徳ということなのか。しんごちゃんはゲストプロをめっちゃいい笑顔で眺めていてよかった。
プロ同士がわいわい煽ってたり、勉強会をしてるメンバーなんですよと教えてくれたり、終わり次第何切るが始まったりしており、かなり、なんかこう、元気さ!があったな。あとアマチュアと接する所作に、皆さんプロたろうとしているという伸び盛りの意識を感じた。ゲストの平良プロ曰く、この大会で推しを作ってくださいとのことだったが、推しというか、近所のおばちゃん的気持ちになった。

一戦目でいきなり後藤プロと同卓できて、決定戦のことや実況のことやびーたんのことなどお話できて嬉しかった。麻雀プロは座っているところしか見ないから実際に会うとめちゃくちゃでかい!と思うことがあり、後藤プロはそれでした。

なんと自分、2112で、全体3位でした!
二戦目が南1の親で時間切れまで連荘し続けたのがでかかった(+75.0)。三色ドラドラうまくあがれた。サイン色紙と、副賞で平良プロからみかんをもらった。さっき食べたらおいしいみかんだった。みかんくれたので平良プロのこと今後応援します。
大会はとても楽しかったが、これだけ勝てばそら楽しかったでしょうね!?という気持ちがあります。この前の大会で心底疲れた身からすると要因の分離が難しい。でもエンジョイ大会とガチ大会だからな~そもそも……。
依然物理麻雀は牌譜を見直せないから、これはなに……?問題はあるのだが、考えたらアマチュアが牌譜を見返す行為がそもそもネト麻とNAGAのある現代の感覚だよなと後藤プロと話していて思った。

今日の点数申告。今日はまぁまぁ申告できた。

  • リーチ平和ドラ赤を間違えて5200って言っちゃった
  • リー赤ドラドラを20004000か8000だな~と思ってたけどツモって裏乗ってすぐ30006000って言えた
  • トップ目から直撃できる最高の河底撈魚ロンが思考から抜けてて見逃しちゃった(申告させてくれた)
  • 点パネが1回あったが流石にまだとっさにわからんから今後の課題とします
  • 本場の申告はだいたい忘れた
  • オーラス条件満たしているのにリーチをかけてしまった
  • オーラス条件をほとんど満たさないのにリーチをかけてしまった

今わからないこと:レックス2のルーレットの回し方と止め方

麻雀大会って12時始まりのことがちょいちょいあって、終わるとめちゃくちゃ腹が減るんですが、帰り道に一駅寄って忍田さんが推しているラーメンを食べに行くことに成功しました。あと大会前に靴も買った。信じられない成長……。
このラーメンちょうおいしかった。アスパラも。