起床。今日は何故か涙腺が終わりの日だったので月曜のMリーグセミファイナルの選手紹介で泣き、オバカミーコ読んでまた泣いた。これは最終巻を読んでまた泣くな。 自覚している頃だと中学生くらいから妙に涙腺が弱くなり比較的高頻度でうるうるしてしまうようになった。滅多に見ないのだがスポーツで皆頑張ってるんだなぁと思わせるシーンとか、当たりどころが悪い(いい)とヒューマンドラマとか。あと一万字超えのエモ系CP小説も大体泣きます。まぁそういう時に泣くのは感性が豊かなんだねぇで流されるから構わないのだが、問題は口論議論の場でも割と涙目になってしまうというところだ。たまの丁々発止も吝かでないのだが、ご覧の通り口が悪く高圧的な印象を与えがちな人間なので(印象だよ印象)こちらが涙目になると「えっ、いつも高飛車なあの人が」といった感じで相手をぎょっとさせてしまうのだ。こちらはむしろ冷静なのだが。話の続きをしようや、なぁ(涙声で)。 思うに涙もろいかどうかというのは涙腺を止めている筋肉の発達の具合という個体差の大きい問題であるにも関わらず、人の感情の高ぶりのような外から目に見えない要素と涙腺から分泌される体液の量に相関を求めてしまう思想に根本的な問題があると思う。世よ! 今日はグリルで野菜焼いてるのすっかり忘れて黒コゲにした。それはもう見事な黒コゲだった。まだ台所が炭臭い。 職。仕込んでいた諸々が少しずつ先へと滑り出していったが急に割と何もかもがどうでもよくなり疲れた。滑り出したからかもな。職場で私にだけ大事な書類(年末調整の書類等)が届かないという新人への嫌がらせ!?みたいな事件が去年あったが今年また発生し、見事な推理力を発揮して登録された私の住所データがどこかで狂っているであろうことを管理部に指摘し事件を華麗な解決に導いた。こう書くと当たり前ですね。登録データがcsvに変換される過程で何故か私の番地だけ架空の住所に変換されていたらしい。原因は不明。なんで?やっぱり嫌がらせ?


打姫オバカミーコ面白い!!!うお~~~。ミーコはプロ雀士という情報だけ知っていたのでミーコが教える側なのかと思いこんでたら全然違いました。ミーコ、馬鹿だけど愛嬌があるね。 今日は三麻本(表紙に秋刀魚が描いてあってかわいいよ)と牌効率本も届いてパラパラ見て両方いい本だな~こっちから読めばよかった~と思いましたがミーコもめちゃくちゃ面白いよ。ここから読めばよかったんだ。 自身全然予想もしていなかったが一ヶ月日記がほぼ麻雀日記になってますね。ついてきてるか?きてなくても書くけど……。人が何かにハマる様、オタクは好きなんじゃないの。どう。でもモンスターハンター日記よりは語れる切り口が多くてよかったと思う。これはモンスターハンターがどうこうとか私へのハマり具合がどうこうと言うより、プレイヤー人口の多さ、手広さゆえかなと思う。 実践は相変わらず負けが混んでいる。全然強くもなってないから楽しいわけでもないのになんで打ってしまうんだろう……。何か別の報酬系が働いている……。 今日は雨降る中ブラーバを元の持ち主に返しに行った(行った場所:集積所)。わかったことは、拭き掃除は毎日必要ないということだ。小学校のときは廊下の雑巾がけとか毎日やったな。あれはなんだったんだろう。人がいっぱいいると必要なのかな。我が家には週一で十分だ。週一でブラーバが来てほしい。ハウスキーパーブラーバ。 あとは当たり前だが床だけ掃除されてもあまり意味がない。掃除ロボットは近年スライム状になって卓上や凹凸面も掃除できるように進化すると思う。キーボードスライムみたいにホコリをとりこんで、ホームベースの水桶に入って充電兼自分の掃除をするのだ。 でも家電が床を走り回っている様は可愛かったのでもう掃除機能いらないから床を走り回るだけの家電が欲しい。いや、家電であることに意味があるのでなんらかの実用的な機能は欲しい。測量かな。床の測量をする機能。


法月綸太郎の残り お、面白かった……。死刑囚パズルでほぼ無だった綸太郎が図書館シリーズで人格を得ていき短編集として欠点なしになってしまった。「緑の扉は危険」以外はトリックの輪郭は解決編の前に掴めたがこの塩梅も心地よい。図書館の自由についての記述も誠実でよかった。こういう出来のいい短編ミステリを読むと私にも書けるのでは!?って思っちゃいません?逆に思わない?そうですか。Re:valeが猫の死体を探すミステリを書きたいとずっと思っております。 法月(作家の方)自身がミステリ評論を書いているのでその辺を含めて読むか~久々にミステリを……あっ英ミステリ読まなきゃいけないんだった……その前に夏への扉積んでるし……。 今日の職は疲れました。なんか俺がいくら働いても今までそうだったようにこれからも全体のプロジェクトにはなんのあれもねぇのだろうな……と思ってコード書く気力が湧かなかった。有能な私を使わせてあげてるんだから私の発言をもっと尊重しなさいよ。あとで後悔してもしらないぞ。それなのに不機嫌になって人に当たることもなく頑張った。褒めろ……。 ……いや褒めるな!やる気がでない日なんて人間不機嫌になったっていいんだから!!!心の病や生理も労られる世の中になってきたのだから体の不調と同様に不機嫌も心の不調として労られるべきだ。起きた時既に今日は死にて~って日はないの!?これはない人がマジでいるらしくそういう人にこの質問をするとドン引きされるから気をつけたほうがいい。これは経験談です。この話前もしたっけ?どう?インターネット? 本日の麻雀 ボロ負け!麻雀って和了るか聴牌しない限り誰にも手牌が公開されないから孤独なゲームだ。今日は四暗刻を北単騎で聴牌した。まぁ和了れなかったんですけど。二枚切れだったし。あとラス目で三色断么九一向聴が入ったのにパニックになって安目しかもロン逃してツモアガリしたのは本当に駄目だった。誰にも言えないからここでだけ言わせてくれ。 ニラ玉のレシピ フライパンにごま油を敷く ニラ1パックを5cmくらいに切って軽く炒める 卵を3つ入れて頑張って混ぜる CockDo鶏ガラ、ネギ油、こがしにんにく油の香味ペースト(炒飯★スープ★野菜炒めに!)味付け、これ一本!をいれる できあがり 得意料理です


昨日請求した放送大学のパンフが昼にはもう届いていた。Amazonのお急ぎ便と同等に早い!どういう仕組み!?インクのいい匂いがする! 実際のところ明日入るということはないだろうが面白そうだったので頼んだ。パンフタダだし。君達も請求するといいよ。あっでも科目履修生だったら入学料含めて一講義15000円だって……。すげえ……経済的だね……DMMで100冊買うより安いじゃん……。2科目履修したら入学料分お得だし……。 文学の講義がないというのは嘘だった。おそらく講義はあるが開講年度がそれぞれ違うっぽい。なんでパンフが手元にあるのに履修システムに対して確信が得られないんだ。 本日の麻雀 Mリーグセミファイナルの最後の方をちょっとだけ見た。オーラス連荘熱かったね……! 公式HPを見てもABEMAを見てもどこがセミファイナルの中継をしているページなのかわからずにしばしさまよった。DMMといい放送大学の履修登録といい、最近一番信頼できるはずの情報源に辿り着いて迷子になることがよくある。自分がすごく馬鹿になった気がするのでやめてほしい。 四人東風戦が恐ろしく勝てなくて落ち込んできたので気分を変えるために東南戦に挑戦した。ちょっと疲れるけど東南戦で負けたらもうしょうがないと思えるのでまぁいいか。なんとなくプロと同じルールで打っているんだと思うと嬉しいし。でも勝てない原因は鳴きと低い打点のツモをほぼ封印しているところにある気がする。塩梅が難しい。三色と断么九と平和を使いこなせるようにならなければ駄目な気がする。 昨日何切るをたくさん進めた褒美として新しい教本を買うことを自分に許した。 データで勝つ三人麻雀 ウザク式麻雀学習 牌効率 これで。どう考えてもこっちに70%オフのクーポンを使ったほうがよかったのだが物理的な本棚というのはその時の生き様だからそういうのはいいんだ。あと麻雀本と言えど電子で読めるか自信ないし。 法月綸太郎の冒険「黒衣の家」 捜査編の末でまさか……と思ったらそのまさかだった。おい!それをやっちゃ駄目だろ!別に意外でもなんでもないし! でも死刑囚パズルで期待値が上がりすぎていたので下がってよかった……。それに雰囲気は嫌いではない。御手洗の短編に近い味わいあるな。御手洗も動機一本で話作ることあるし。冒頭の多数の嫁姑息子娘が絡んでじめっとした空気からのラストの動機なのも計算されてる~~~って感じで気持ちいい。 でも死刑囚パズルがパズルミステリの上でワイダニットをやっていたのでそれには劣るかな……。ワイダニットはミステリで人間を作る際の強力な武器になるというのが持論だが、ワイダニットはパズルになりえないなとふと思った。人の感情は論理的に説明できるものではないのでいくらでも抜け道が作れる。こういう議論ミステリ批評界で1億回されてそ~と思って調べたくなったが、考えてみたらミステリ評論の代表的作品を知らない。軽くAmazonを見てみたがあんまりぴんとくる本がなかった。ミステリ評論から入れれば作品読まなくて済むから楽なのに!と思ったが考えてみたらそこまでミステリを読んでいるわけではない。 そういえば家にミステリーの人間学あるじゃん(廣野先生の本なのでこの前買った)と思って捲ったら、ミステリがあえて文学性を廃したパズルであるという立場と、プロット間の「つながり」が伏せられてその謎が読者を引っ張っていくという構造は文学のもつ根底的魅力なのだからめちゃくちゃ文学であるという立場はずっと対立してきたとのことで、結構クリティカルなことが書いてあった。続きが読みたかったがこれはイギリスのミステリ中心なので先に作品の方を大量に読まなくてはいけない。ぐぅ。あと法月綸太郎のカニバリズム小論思いっきり読んでる途中だったわ。 文学部の教授ってやっぱ本読むのめちゃくちゃ早いのかな。


起床。 昨日の夜見たらDMMブックスのサイトが重すぎたので諦めかけていたが今朝見たら動いていたので頑張って100冊選んだ。 打姫オバカミーコ Virtual Red A子さんの恋人 エイジ・コールド・ブルー 大奥 ORderMeiDO 観用少女 given 恋する二日酔い つごもりの通り道 ハチミツとクリーバー 百姓貴族 Heaven? 魔女 剥かせて!竜ヶ崎さん やがて君になる 乱と灰色の世界 文字の本は電子で買わない派なので全部漫画。商業BLが苦手とか言っているくせに異型淫乱受けのばりばり商業BLが紛れていますが実務的事情ゆえ許してください(どこへの謝罪?)。あと竜ヶ崎さんも同様の実務的事情です。ホプカスだね。はい。 全部の本の一括ダウンロードもできないしエラーも出るしでぽちぽちダウンロードしていたら閲覧時のメニューバーの開き方が一切わからないということに気が付き検索するもアクセス数稼ぎのためのくだらねぇ記事ばっかり出てきて70%オフにつられて猿みたいに画面をタップして首をひねっている現状に何もかもが阿呆らしくなりサポートに問い合わせた。これよ、前の記事でモンハンについて言ってたの、こういうことだから。日曜なのに即座に返事が来てありがたい……。さっきツイートしておいたので誰かの助けになってください。 ふと放送大学に興味が出たので調べた。文学の講義を聞いてみたくて。数は全然ないが、ちゃんと文学批評の講義がほぼ毎年行われていることがわかった。でも放送大学ってもらえる学位が「学士(教養)」らしい。だせ~~~。本日二度目の伏線回収かい。学割は魅力的だが聴講生でもいいな……。でも講義を聞くだけだと教科書を読むのとほとんど変わらない、というかそっちのほうが余程よい体験になってしまいそうだな。先生に質問する機会とかどれくらいあるんだろう。 ぼちぼちと職をしていたがぼちぼちに相応しい結果しかでなかった。無念。 春の食材を使うという最近の試みがあるため、生筍を買って茹でた。えぐみはちゃんと取れたが取れすぎてかつ小さい筍だったため何も味がせず食感もない無の物質になってしまった。チンジャオロースにしてしまったのもよくなかったか。でも筍入ってなかったらチンジャオロースじゃないし……。 現在の勝敗 私vsあさり→私の勝ち(乳化まで華麗にキメた) 私vsそら豆→そら豆の勝ち(やっぱそら豆って嫌いだわとわかったので) 私vsいちご→いちごの勝ち(そこまで好きじゃなかったのについ2回も買ってしまったので) 私vs筍→筍の勝ち(というか私の負け) 次は菜の花とバトル希望です。


今日の体感 9:00 起床 10:00 朝御飯がなかったのでスーパーに行ってソーセージのパンと少々の食材を買う 10:30 ソーセージのパンを食べる 11:00 カレー肉のマリネ(こしょう、にんにく、しょうが、ビネガー他) 12:00 モンスターハンター 13:00 何切るの勉強 14:00 昼寝 17:00 気がついたらこの時間だった 17:05 カレーの仕上げ 17:30 以降用事 ちょっと昼寝したつもりが予定の30分前になっていて悲しい気持ちでした(実際のところやったことはあってるのにちょっとずつ全ての時刻がずれていき昼寝は1時間弱だった) 来客対応のためにとっくりに日本酒を注いだら5mmくらいプラスチックでできた謎のピンが中から浮いてきて困惑した。最近食洗機の中から謎の環状ゴムもでてきたので同じ製品から出てきているのかもしれない。それか私から生まれている。いろんなパーツを落としながら生きている。 日記「まばたきをする体」まいにち更新終了のごあんない 古賀さんの日記の更新が終わった……。一つの時代の終焉だ。 古賀さんにご家族がいなかったら何を日記に記すか興味があると前に書いたが、子供がいる中で人生の主役を自分に取り戻す行為こそが日記を記すということなのではないかという気が最近は少ししている。


起床。 二、三ヶ月頑張ってきた作業にようやく光が見えてきた。あとは冬の間蔓延っていた菌類の類をやっつけるなど。 DMMのサービスはちょいちょい使うことが多いのでDMMブックスのセールにも乗りたいと思っていたが期限が早まって途端にやる気がなくなっている。一応読みたい本はちゃんと管理しているので買いたい漫画のリストを作るのはすぐなのだが……果たして気力が湧くか……。 本日のモンスターハンター 笛(打撲)が初心者に優しい。何回か操竜ができた。素材の集め方とかそういう基本的の中に致命的に非効率なやり方が混ざっているような不安をずっと感じているが、そう知るのが怖いのでネットでは何も調べられない。 本日の雀 振り込まないように打った。ベタオリしかしないので振り込まなくはなったが途端につまらなくなった。これ前に麻雀を遊んでいた時も覚えがある流れだな……。攻めと守りの勉強は一緒にやらなきゃだめなのか。勉強するぞ!


起床。 やってやるぞの気持ちになったので朝から新規ラビチャを読んだ。推しが生き物係であることが知れて嬉しい……。こんなに嬉しい情報そうそうないですよ。 その後は人と喋れるポイントが使える日だったので使って貯蓄を溜めました。人徳などを。溜めれば自身が不機嫌な日に利用できるものだと思っているが全然そんなことなかったらどうしよ。私は「自分の機嫌は自分で取れ」という言説は実感として無理なんですけど派です。それより他人の不機嫌に寛容な社会であってほしい。 退勤後突然絵を描きたい衝動に襲われたので酒を飲み人と喋りながら一ヶ月ぶりに絵を描いた。一ヶ月ぶりだってツイッターで明確にわかってしまうの、いいけどやだね。そのような人生のログ自体は好きなものだが今回に限ってはやだな、という意味です。でも一ヶ月ぶりか。案外空いてないな。体感1億年空いてた。 チャットのログに絵の途中経過を貼っていたのでこちらも明瞭にわかるが、ラスト1時間であまり完成度を上げられてなかったのもよくなかった。いつも眠くなったらそこでやめて投稿してしまうので、時間に拘って描いてみるのも面白い気もする(真面目人か?)。でも1時間(所謂ワンドロ)では明らかに短すぎる。ポーズ決めるのに30分かかるもん。飯を食い、眠くなって寝るまでがタイムリミットなので3時間くらいかな。 本日の雀 他家の進行を止めるつもりで鳴かない。攻めるなら攻める、降りるなら降りきる。


今日は昼過ぎから駄目の気配を感じていたため早々に退勤切らせていただきやした。 買ってキャラメイクだけして力尽きていたモンハンに触った。モンハンやったことなかったので、いい機会かなと思って。もう3時間くらい遊んだだけなのに怒涛の情報量。目が上滑りするよ。助けてくれい。なんかこの後に属性とかなんとかまだまだいろいろ出てくると聞いた。習得できる気がしない。これまでモンハンと共に歩んできた人々にとってはもう手慣れたボタン操作の上に積んでいくだけだからいいんだろうけれども。 他に最近悪戦苦闘している情報量の多いシステムといったらAdobe Illustratorだ。これもバージョンを重ねるごとに複雑化してきたのであろう操作がとにかく山程あって全然思い通りにならない。切り出して線の太さと色を揃えて一定サイズで書き出したいだけなのに。公式のチュートリアルは軽快な音楽と共に5分美しいアニメーションが流れてこれであなたも今日から創造性の云々、みたいな。ふざけるんじゃない。 でもAdobe Illustratorでまだマシなのは、Adobe Illustrator自体は使ったことがなくても、画像編集系ソフトの曖昧な共通動作が通じることだ。例えばスペースを押しながらドラッグすれば手のひらツールが使える、シフトかコントロールキーを押しながら拡大縮小すると比率が保たれるとか、そういうことだ。もしここから調べなくてはいけないと想像したらゾッとする。これはAdobe Illustratorという特定の目的のために使うソフトだからまだいいけれど、例えばスワイプという動作が次に進む動作を示すものだと理解できなかったらどうだ。連鎖的にいろんなことを諦めてしまってもしょうがない。 でもそんな操作は全然「直感的」でもなんでもなくて、今までの経験から導かれているにすぎないのだ。10年前は共通認識でもなんでもなかった。そうやって上の世代の人間が技術に取り残されてしまうことが容易にありうる、という感じの趣旨のブログ記事を読んだ記憶があるのだが、引用できなくて申し訳ない。読んだ時にはそういうこともあるんかねぇと割と他人事だったが、Illustratorとモンハンを触ってそれを思い出した。置いていかれうるぞ、割と容易に。 あとは異国日記の最新刊を読んだ。台詞が全然気取ってない感じがいいよな、この漫画。あーとかうーとか普通に言う。ちなみに私はこの漫画、槙生ちゃんに全力で同意しながら読んでいるんですが、皆さんはどうなんですか。案外違ったりするのかな。朝を可愛いと思ったことは全然ないです。むしろちょっと怖いと思ってる。どういう個性の人間なのかよくわかんなくて。


法月綸太郎の冒険「死刑囚パズル」読んだ。人が事あるごとに勧めていた&書きたい人のためのミステリ入門で2pt溜まったため。 すげぇ……。久々に感動するほど美しいミステリを読んだ……。 ロジックがきれいすぎる。伏線だと気が付かれても看破されないのが伏線ってこういうことだ。先月エジプト十字架の謎を読んだ時はそこまでピンとこなかったが、これを読んだことでエジプト十字架もロジックは十分美しかったと思えた。要するに短編の中にどれだけきれいに情報を織れるかということなんだよな。そこはどうしても文章量との相対的な比較になる。多い文量に情報を詰め込めるのは当然の原理だから。 でも短編だからといって単なるパズルに着地していないのがすごい。そこはやっぱり死刑制度という題材を社会派には寄り切らずにクールに書ききったからだと思う。その冷たさが、絞首刑になった死体の描写が、読者に自然と何かを考えさせる描写になってる。執行人に死刑制度が必要かどうか尋ねるシーン、ロジックの方には全然絡んでこなかったもんな。松山所長の人柄とか、本当にこういう場所にこういう人が暮らしているのだろうと思うもん。 動機はそこまで意外性のあるものではなかったが(殺さなかったら秘密がばれてしまうとかならより理解できたかもしれないが、そうなったらあの寓話は効かなくなってくるからここはどちらかを取るしかない)、筋は通っているし背景の説明もよくもまぁあんなワンシーンに詰め込んだなって感じだし十二分だ。 そして註8!拘置所の細を穿った描写がずっと続いて全体的になんで注をつけるんだ?という疑問を持たせておいての註8でトドメを刺してくる使い方が美しすぎる。これを註にもってくるのがすごい。私が作者なら絶対に文中に入れたくなってしまう。でもそれではここまで築いてきた拘置所刑務所のどうしようもなさみたいな描写から浮くからここでいいんだろうな。3章4章でギリシャ神話の引用をしているからそこまで嫌味にもならない。 逆に綸太郎とパパのことはよくわからなかったので(法月シリーズこれが初めて。ミステリに関しては出版順に拘るのはやめた……)エラリィ・クイーンなんだろうなと思って読んだ。読んでてよかったエラリィ・クイーン。法月とエラリィは息子と父のコンビだが、ミステリの世界で探偵助手にされていない関係性って存在してるんだろうか。 すげぇよ~。一作目からこんなに驚かされたので残りの作品も楽しみ。 今日の雀 迷ったら亜リャンメンを切っておけ。