昨日請求した放送大学のパンフが昼にはもう届いていた。Amazonのお急ぎ便と同等に早い!どういう仕組み!?インクのいい匂いがする!

実際のところ明日入るということはないだろうが面白そうだったので頼んだ。パンフタダだし。君達も請求するといいよ。あっでも科目履修生だったら入学料含めて一講義15000円だって……。すげえ……経済的だね……DMMで100冊買うより安いじゃん……。2科目履修したら入学料分お得だし……。
文学の講義がないというのは嘘だった。おそらく講義はあるが開講年度がそれぞれ違うっぽい。なんでパンフが手元にあるのに履修システムに対して確信が得られないんだ。
本日の麻雀
Mリーグセミファイナルの最後の方をちょっとだけ見た。オーラス連荘熱かったね……!
公式HPを見てもABEMAを見てもどこがセミファイナルの中継をしているページなのかわからずにしばしさまよった。DMMといい放送大学の履修登録といい、最近一番信頼できるはずの情報源に辿り着いて迷子になることがよくある。自分がすごく馬鹿になった気がするのでやめてほしい。
四人東風戦が恐ろしく勝てなくて落ち込んできたので気分を変えるために東南戦に挑戦した。ちょっと疲れるけど東南戦で負けたらもうしょうがないと思えるのでまぁいいか。なんとなくプロと同じルールで打っているんだと思うと嬉しいし。
でも勝てない原因は鳴きと低い打点のツモをほぼ封印しているところにある気がする。塩梅が難しい。三色と断么九と平和を使いこなせるようにならなければ駄目な気がする。
昨日何切るをたくさん進めた褒美として新しい教本を買うことを自分に許した。
これで。どう考えてもこっちに70%オフのクーポンを使ったほうがよかったのだが物理的な本棚というのはその時の生き様だからそういうのはいいんだ。あと麻雀本と言えど電子で読めるか自信ないし。
法月綸太郎の冒険「黒衣の家」
捜査編の末でまさか……と思ったらそのまさかだった。おい!それをやっちゃ駄目だろ!別に意外でもなんでもないし!
でも死刑囚パズルで期待値が上がりすぎていたので下がってよかった……。それに雰囲気は嫌いではない。御手洗の短編に近い味わいあるな。御手洗も動機一本で話作ることあるし。冒頭の多数の嫁姑息子娘が絡んでじめっとした空気からのラストの動機なのも計算されてる~~~って感じで気持ちいい。
でも死刑囚パズルがパズルミステリの上でワイダニットをやっていたのでそれには劣るかな……。ワイダニットはミステリで人間を作る際の強力な武器になるというのが持論だが、ワイダニットはパズルになりえないなとふと思った。人の感情は論理的に説明できるものではないのでいくらでも抜け道が作れる。こういう議論ミステリ批評界で1億回されてそ~と思って調べたくなったが、考えてみたらミステリ評論の代表的作品を知らない。軽くAmazonを見てみたがあんまりぴんとくる本がなかった。ミステリ評論から入れれば作品読まなくて済むから楽なのに!と思ったが考えてみたらそこまでミステリを読んでいるわけではない。
そういえば家にミステリーの人間学あるじゃん(廣野先生の本なのでこの前買った)と思って捲ったら、ミステリがあえて文学性を廃したパズルであるという立場と、プロット間の「つながり」が伏せられてその謎が読者を引っ張っていくという構造は文学のもつ根底的魅力なのだからめちゃくちゃ文学であるという立場はずっと対立してきたとのことで、結構クリティカルなことが書いてあった。続きが読みたかったがこれはイギリスのミステリ中心なので先に作品の方を大量に読まなくてはいけない。ぐぅ。あと法月綸太郎のカニバリズム小論思いっきり読んでる途中だったわ。
文学部の教授ってやっぱ本読むのめちゃくちゃ早いのかな。