雀荘訪問記(Go13)

麻雀打つために有給取ってたのにだらだら仕事してたら気になる障害を眺めてしまったりして完全に失敗した。なんなら明日午前給にすればよかった。今1時じゃん!もぉ~~~。でも20時過ぎに秋葉原へ向かうのはテンションの作り方が悪手すぎるのでなんとか17時過ぎに家を出た。

雀友倶楽部、20:45にここを出たいんだけど2半荘打てまっか……?って聞いたら気を使ってくれてとてもありがたかった。やはりここはなかなかレベルの高い雀荘だと思います。すぐ満卓になってしまうところが玉に瑕。平賀さんとは同卓できなかったが自業自得。ずっと打ってくださってたので店員さんがちょっと休んでください!って言ってた。

まぁー33でテンパってツモのみあがらなかった以外はぼちぼちかな……。親で平和リーチかけてしまい勘で58、29と申告したらあってますよと言われてありがたかった。あとは槓の見せ方に気をつけること。普段槓なんかしねぇのに頑張るからそういうことに……。あがったらどうするつもりだったんだね。

余裕ができたからパンをもぐもぐしながらずんたんけいぶんさんの勉強会待つ。顔を認知しないでほしいという気持ちでいっぱいです。

けいぶんさんパート

  • 35s7p234448m西南中白白(1巡目。南家。ドラ6s)ホンイツを見つつも一気寄せはしない。西切から。
  • →56p356s234448m白白白(6巡目)。ホンイツに向かっていた手牌でドラ引き、白暗刻にしてしまい方針転換した結果47pが振聴。4s引きは振聴リーチ敢行(!)するので3sの価値は2sのみ(1切れ)。ということは8mに7m引いたほうが嬉しくね?ということで孤立牌の価値が逆転。なるほど。
  • 6pを捨てている状態で3pか6pを宣言牌にしてリーチ。対子落としを見せると6pのまたぎが通されるので3p切りリーチ
  • 降りる時、4枚目の3pを見せないようにするといい(実際手詰まった。俺が)。このあたりの精査は木原さんの回ではやらないから新鮮だった(その分進行があまりにも遅い)
  • 親が残り2巡で聴牌。しかし振聴6枚切れで連荘聴牌料目当て。聴牌料を取るには危険牌を切らなければいけない。ここは三面張になる安全な端を切って最終巡目のチー聴で張り直しを目指す。そうなんだ!最高位戦は聴牌料を大事にするイメージあったのでかなり意外だった
  • 3p切リーチにノーチャンス1pは通るか?カン2pよりシャンポンを取る理由は、いい相方が残っているかどうかで判断。字牌とドラを確認。この相方理論初めて理解した。
  • 78m34789p1346s東東東(親6巡目)。頭作り。12s1切れ5s生牌。それでも1sの安全度(でかい)、ノベタンになった時のあがりやすさで6s切り優位かも?これは後から6sが捕まることでこの手を躱されたくないという感覚が近い。そうなんだ
  • →78m347889p134s東東東(親7巡目)。これは両面入ったら7p切るので1s切り。これは絶対にダブ東暗刻を使うと決めているならこうするべき。ヘタだった。
  • →何も入らずけーぶんさんに「ツモが下手だねぇ」と言われる。10巡目、5sチー。あまりに向聴数進まなすぎ。ここがちょうど分岐点。この感覚はあっていてよかった。東風の成果ですね。
  • 9s3切れ6s1切れのタンピンドラ1を日和っている方をけーぶんさんが冗談交じりで激詰めしていて面白かった
  • 結果一発で俺が6s掴み満貫放銃。これはツモが下手w
  • 配牌からはリーチ+平和以外の1飜を目指すイメージ。ホンイツ、三色を見逃さないこと!私は特に三色の浮き牌を見逃すことが多いので。
  • 東3局で終わったw

ずんたんパート

  • 4477p223s34579m白白(1巡目。ドラ5s)難しすぎ!!!対子手か?面子手にいくなら断ヤオはつけたい。とりあえず9m切って次巡ツモに聞いてみる。4p暗刻ったりしたらしょうがねーから2枚目ポン聴とってもいい……。
  • →4477p223s34567m白白。また難しい!面子手で一番広いのは2s(多分)だが打点が面白くない。白ポンをする人は7p対子落とし。そうでないなら白対子落とし。本田さんは7p、あとのRAIDENとずんたんは白らしいw
  • 244677p223s34567m(8巡目くらい)。7p切りが広い。間違えた……。
  • 1234478999m23s56p、暗刻の9mを残せば23s56pの縦引きで23478999m23s556pみたいな形で69mでも聴牌するようになる。形に弱いところが出た。暗刻にくっつく形は残すと二次変化が出る。こう受けないとドラ8m引きの雀頭振り替えなくなるの痛いよな。
  • 1切れ發より中筋6mや4mが切り出しから当たるのかどうか冷静に考える。関連牌が切れている場合、例えば357mを警戒する時、果たして2切れの4mにするかな?など
  • 南1局で終わった……w
  • 赤あり、赤なしも
    • 配牌から目指すもの(好形先制リーチ、リーチ+1、何もなければ二翻手役)
    • 押し引きをはっきりさせる。親の勝負手は結局勝負手
    • 形聴で危険牌押せるのは最終巡目
  • などの打ち方は大きく変わらない。一方で
    • 平均打点の差とそれに伴う押し引き(ドラドラのときとか)
    • 順位点の大きさに伴う終盤の打ち方
  • が変わってくる

やっぱり麻雀が強い選手と教えるのがうまいプロは違うので、お二人の講師適正を強く感じた。まぁけーぶんさんなんか本業だからこんなこと俺が言うのは失礼なんですが……。私はずんたんが神域リーグで先生やってる姿が本当に好きなんだ。
一方で進行が遅すぎてウケた。やっぱ点数状況判断って別途やった方がいいのかもね……。
すごく朗らかな回だった一方、なんか受講者のレベルがいつもより高かったような……。赤なしなんかにやってる輩はそういう輩ってことでっか!?
競技ルール好きなんだけど打てる場所が秋葉原近辺に固まりすぎだよマジで。

雀荘訪問記(Go12)

  • 4対子だが両面もある手牌。でも北がドラで浮いていてあって他の打点が見えないときは七対子に絞ってしまっていい。断ヤオになりそうだったのだが1m引いて崩れちゃった……それなら最初から七対子に絞るのもいい
  • ダブ東と一通の天秤、人の序盤の切り出しを見て東が山にありそうだなと判断する
  • 89sを落とす。9sの二人現物で安全度が相当高いので断ヤオ移行を見ないで9sを残す。一人麻雀をしない(最近の課題~)
  • ホンイツに一直線に向かうのでなくて24m167789s東中西 發發發ポン みたいな形。5順くらいで何も引かなかったら24mを払わないルートも考慮
  • 安全気味七対子に残す牌。發はもうないが完全な安全牌。一方7sは危ないが残り枚数はわからない。どうする?押し返したい七対子のときは發を残す。そうでないときはどうせリーチがかかったら全部降りるから一瞬7sを持っていてもいい
  • 12334456s22356m ツモ1s 25sをカウントで5枚見え。嵌張みたいなもん
  • 三色同順見逃しがあった
  • 3着目南1、24s66678暗刻がある愚形リーチのみはダマでもよい。2s引きでの好形変化注意

「魔法少女はおじさんを手に入れる」感想

魔法少女はおじさんを手に入れる

あまりにすごすぎてサンプル見た段階ですごい……と呟いてしまった。
多分それはpixivのサンプル冒頭の数十ページで物語を感じたからであった。なんならもっと導入を読み続けたいと思ってしまった。おじさんに会えない間のこーことか。おじさんを尊敬する部下(続編でこーこに殺されかける)とか。
一番可愛い顔のこーこを発表します。動物園でおじさんを引っ張ってるこーこ。
しかしこれをエロ漫画として構成する難しさが存在する。なんといっても本文68Pのうちおじさんの股間にこーこの尻尾が吸い付くまで15Pも使ってしまっているのだから。ぬいぐるみのシーンも素晴らしい暗喩だったが、これも作者によるとエロ漫画であるがゆえに入れるか悩んだとのこと。
ストーリーがあるエロ漫画はよいものだ。ストーリーとエロが組み合わさると素晴らしいことは「pixiv二次創作長編エロもあると相乗効果がある理論」においても証明されている。エロ漫画としての魅力は他のレビューに譲るとして、ここではストーリーやそれを取り巻く設定の魅力を語ろうと思う。

魔法少女とは何者なのだろう。こーこは何故魔法少女に変身することができるようになったのだろう。
こーこは約半年前に魔法少女になったらしい。おじさんがこーこを避けるようになってからすぐに魔法少女の能力を手に入れたことになる。直感的にはタイトルから「こーこは魔法少女になった結果おじさんを手に入れることが可能になった」と連想するが、時系列から考えると「こーこはおじさんを手に入れることを願った結果魔法少女に変身することが可能になった」と考えることもできるのだ。だからこーこの思う「かわいい」変身した姿には、似つかわしくもない搾精器官がついているのかもしれない。だから魔法少女は男性の、おじさんの精液で「ぱわーあっぷ」できるのかもしれない。
レビュー欄を覗くと私と同じ様に思わず考察を始めてしまった人々が散見される。魔法少女が何者であってもこの漫画でシコることにおいては重要ではないのに。シコらないときにも読者を絡め取り離さない世界観、それってエロくないですか。

作者は大柄の女性が優位を取る作品を多数発表している。それを踏まえると、涙目で懸命に己の尻尾をおじさんの股間から外そうとするこーこは、これまでの作品のヒロインとは明らかに毛色が異なる。
しかし魔法少女の力を手に入れるにつれ、こーこの振る舞いは自信に満ちていく。失禁するおじさんをあやすこーこに、読者は牛タン定食の恋作品群に連なるヒロインの姿を見る。すなわちこの物語は幼き少女が強き存在へと変身していく成長譚なのである。「魔法少女はおじさんを手に入れる」は、エロ漫画でありながらも、作者のこれまでの作品群を活かし物語の王道を歩む、唯一無二の漫画なのだ。

第2回るいしんご大会参加記

  • 赤坂ぷろす、当然のように迷った。なぜ第一歩で違う方向に踏み出してしまうのだろう。なぜならmapを見る向きがわからないから。なのにどうしてスマホをしまってしまうんだ
  • 本日もコーヒーwithストロー・羊羹の完全装備です
  • 小川さんのお母様がスタッフとしてお手伝いにいらっしゃっててかなり面白かった。そういう親子ってなんかいいよね
  • 初戦前にチーム戦でクイズ。これで卓内の人と和んでくださいねという構成がうめぇ~。クイズ、ちょっと謎解き要素があって、おぉっ謎解きが好きなしんごちゃんっぽい、と思った。しんごちゃんが制作者じゃないのに。私プロフ当てクイズで「多喜田翔吾」答えられました。最高位と天鳳位並べてるのが特徴的で覚えてた。へへっ。10ptゲットに貢献したよ
  • マジでしんごちゃんの大会は柔らかくてすごい。前も書いた気がするけれどアットホームっていうのは時に内輪感にもつながるのに、そうなっていないのがすごい。主催の人柄?それは本当にそう
  • 初戦から大トップをかましてしまい1日中すごい緊張の中で打つことになっちゃった
  • 二戦目も鍔迫り合いオーラスを制してトップ。「これは参りましたね」って笑顔で言われて俺も次はそんな台詞を言いたい……となった
  • またクイズ。「◯っ◯」みたいに文字数と一部の文字が決まっていて、しんごちゃんと小川さんの回答を当てる。ベルバ形式だ。「あれ(えっち)じゃない!」「でも!品位がありますよ!」「ポイントか!品位か!」→答え「しっぷ」「きっぷ」→「はい???」つって同卓のおばさまとめっちゃ盛り上がった。た、楽しすぎ
  • クイズを通してCitrus勢から小川さんが愛されてることが伝わってきた
  • ポイント暫定トップだったのであんまり詰められたくなかったんだけどしんごちゃん想定で「あいしてる」を当てて「じゃんぷろ5の効果っすね!」ってリスナーさんと言い合ってめちゃ満足しちゃった。そのリスナーさんと最終戦でポイント勝負することになるとはね……
  • 三戦目はしんごちゃんと同卓して配牌からドラドラ入ってるから先制リーチに無筋ぶち込んだら相手もドラドラで一発で12000打ち上げて取り返せずラス……総合三着目まで落ちちゃった……やーでもいくつか明らかにミスした手順あったからな……
  • そしたら四戦目北家の親番に2000は2100オール、18000は18900、12000は13200などをあがり五本場まで積んで七万点超えトップでした。こいつ最高位戦ルールなんだと思ってんねん
  • メモ:最高位戦ルールは15,30で30000返しなのでトップは素点=ポイントになる
  • 私デカトップ取るとどういう態度でいればいいのかよくわかんなくなるんだけど(「ツイてました」以外のコメントを知らねっす……)それでも朗らかな卓だったのですげぇ~ありがてぇ~こうありてぇ~となりました
  • まさかこんな大トップ取れると思ってなくてあんまポイント差意識してなかった……。総合トップとは50ptほど差があり、あの時一緒に笑っていたじゃんぷろリスナーさんが連対していると厳しいというお祈りの中……
  • 優勝しました。
  • 優勝って……こんなに嬉しいんだ……。こんなに、独りよがりで、嬉しいものなんだ……。
  • しんごちゃんと小川さんとのセット招待券をいただいたけどどーすりゃえぇねん。誘う人おらんがな
  • しんごちゃんはギリギリ藁人形(ラス賞。次回の参加が強制される←?)を回避していて盛り上げが上手だった

今日の点数申告反省
親の平和ドラ1:2900は3200
「点数計算できません」がそろそろ詐欺になってきたが完全に詐欺になるまで言い続けるです

「追いかけリーチ」あとがき

追いかけリーチ

  • アイドリッシュセブン大壮失恋麻雀二次創作。何言ってるだぁ
  • 麻雀小説を集めて研究する中で、麻雀を二次創作に登場させたいという人の話を聞き、そうか、研究としてそういう手段があるな……と思い、書いた。だからこのあとがきは研究結果です
  • さすがにRe:valeが打つのは嘘なので三年前のつぶやきを具象化した。大壮ずっと好きだったので書けて嬉しい。初めての大壮がこれでいいんすか。いいのよ書かないより書いたほうがいいんだから
  • それなのに失恋させてしまったよ。こいつ二階堂大和に失恋する人間ばっか書いてる。いつまでも三部の傷が癒えないから……
  • 現代が舞台の作品において逢坂壮五を雀士にする背景はかなり気を使った。いや、女体化や猫化が許されるなら雀士化も許されないわけがないんだが。そこに根拠を加える自由もある。あとは賭け麻雀がある世界を書きつつも本人にはやらせないように……
  • 短編集ということもあり、全体的に最近読んだ「牌がささやく」を参考にした。構成は対局シーン×1+対局でないシーン×1、みたいなものがすっきりする印象だったのでそうしたかったが話の都合上できなかった。三部構成は手癖
  • 麻雀シーンを書く上で、半荘の最初とオーラスばかりに描写が固まりがちで難しかった
  • やはり読者層の想定が難しかった。つまりどこまで麻雀を知らない人間に通じるように書くかということ。これは通じれば通じるほどよいというわけではなくて、麻雀を小道具として小説に登場させる意味を薄めるトレードオフであると思う
  • 今回は味のほう全振りで書いた。まぁ麻雀を外から見た時の訳わかんなさみたいなの好きだし、今回はそれが内容にもつながっている部分があるので。一番マニアックなネタは大和さんの点数申告がちゃんと物語の後半で競技仕様に変化しているところ
  • 妹氏が「誰が読むのそれ」と言ってくれて嬉しかった。我が道を行ってる二次創作している時間が一番楽しいんだから
  • 麻雀用語をどこまで表記を漢字にしてどこまでカタカナにするか悩んだ。「テンパってる」っていう用語が出るからには聴牌はカタカナかなぁ……とか、カタカナにすればするほどライト感は出るかな、とか
  • 現実の場所や人間を出すのは苦手なやり方なのだが、相性がいいかもと思ってやった。三月はよく出歩いたしね……