起床。古紙回収!
引っ越しついでに捨てづらくてずっと貯め込んでいた既刊を捨てた。部数を正確に読めたことって十年程の同人人生で一度くらいしかないな。「同人とは……即売会とは……」という気持ちになったがいくらでも落ち込めるので振り払う。
午前中に荷物の集荷が来るはずなのでそれまで台所の片付けと掃除に取りかかる。賞味期限、消費期限という明瞭なラインがあるので心置きなく物を捨てられる。なんだかんだ捨てるべきものがたくさんあるな。ちょうど捨てるべき酢があったので薄めて辺りを掃除することにしたが、酢の力なのかメラミンスポンジの力なのかよくわからなかった。
児童クラブの職員さんが児童の顔をメラミンスポンジで擦って炎症になるという事件があったが、すごく怖いなと思って印象に残っている。そりゃ最初は人の顔をメラミンスポンジで擦るなよ、と思ったが、だからと言って炎症になるだなんて想像できるか?日常は実は様々な危険で溢れておりそれらは組み合わせ次第で突然牙をむくのではないか。侮ることなかれ。
日記を書いていて気が付いたが多くのことを怖がりすぎている。
偵察としてほかほかおにぎりクラブに入った。編集者が二人も日記をやっており、また大量に人の日記を摂取することに。図らずもweb編集業界に詳しくなった。偵察の感想としては、ファンクラブとして全く違う目標を立てており、そもそも比較するものではないなという印象。でもオモコロの方はデイリーポータルZはげます会に影響を受けて発足しており、それがたまに話題に上るので静かに胸を張った。
職に行って帰って生協の脱退手続きをして無配の仕上げ。本日台所の掃除という大業を成しているにも関わらず勤勉すぎないか?

起床。無配の続き。即売会前の落ち込み、引っ越しへの不安等が積み重なり一日中呻きながら作業する。
創作を趣味にしているにも関わらず現代文化を前にして即売会でアッパーになれないという特性は個人的にはだいぶ損をしている気がしてずっと嫌なのだがずっと嫌だ。今、「昔はそんなことはなかった気がする」と書こうとしたのだが、最初の頃の即売会で緊張しすぎて階段の前で呆然としていた光景が蘇ってきたので前からそこそこ大変だったんだろうな。今では緊張だけでは言い表せないもっとcomplexな感情を即売会に抱いています。そこに座っている私のことはキャッシャーだと思ってほしい。
来週会うかもしれない人が読む場でこういうことを書いては駄目だな。嘘嘘、話しかけてくれていいよ、ピース。
とりあえず一年に一回出ることは決めているので、今年はもう目標達成だ。去年出てはいないんだけど、出るという覚悟を決めて苦しんだプロセスも大切なので私の中では出たことになっている。
どうして皆顔を合わせる度に引っ越しの準備が進んでいるか確認するんだ(世間話だから)。不安になるからやめてくれないか。部屋が突然あと一部屋増えない限りは荷造りは即終わると思う。その後掃除するのが少し大変。敷金でハウスクリーニングをいれるんだから素人が掃除する必要はないと思うのだが、如何か。
友人に頼まれたのでインターネットを通してバケッチャの進化を手伝う。全部のサイズのバンプジンを育てたいらしいのだがニックネームに「S」「M」「L」「XL」とあって笑ってしまった。でもこれ犬猫がチビって呼ばれるのと一緒だな。

起床。今日は創作をする日……来週の無配。6P予定だがネームしか終わっていないぞ。
昼に昨日貰った川魚を焼く。魚は焼いて塩を振るだけで食べられるから偉い、とずっと思っていたが肉だって焼いただけで食べられるな。何故か肉は料理をしないと……という気分になる。あとは引越し前なので冷蔵庫の中の物を何でもかんでもいれたカレーなど。案の定トマトが多すぎる。
見るチャンスを伺っていたIDOLiSH7アニメの1話を見る。推しがめちゃくちゃ動いている……!MVでもそうだったが、髪の色でも肌の色でもなく動きの多さでキャラクタの個性を表すというのは動画でしかできないことなので感動してしまった。このアニメ、モモが理解されているぞ。ユキは動かない分、顔がいいのでトントン。下まつげがあったのが完全な解釈一致だ。
Dis one.衣装が推しなので普段着(?)として見れて嬉しかった。その2つの衣装の関係性ってそういう感じなんだ。

読んだ。スズキナオはデイリーポータルZのライター。玉置標本も同じくデイリーポータルZのライターでスズキナオの友達。
スズキナオの記事を読んでいる限りではもっとポジティブな人かと思っていたがそうでもなく意外だった。しかし何より、ライターとはいえ一人の人間の「大阪への移住」というあまりの生活臭のするテーマをここまでの文章量で書き上げるという玉置標本の情熱に痺れた。
進捗!
ペン入れ3.6/6
ネーム4/6(後退)

起床。問い合わせ、電話、会話など頑張って昨日できなかったチェックボックスを埋める。埋めるべきところはほぼ埋まった。偉すぎる……。
少し早いが送別会でした。出る直前まで本当に嫌だったが出たら普通の飲み会だったので安心した。
飲んだ酒:秋鹿(へのへのもへじ)、甲子(春酒香し)
日本酒というのは酒の読み方を知っているというのが一種のステータスになっている側面があり、興味深い(五割以上の確率で当たるだろ、というものがステータスになっているという面で)。

もしかして今週朝がしんどいのって寒いからなの!?と突然気がつく。寒いな。そういえばそんなことをニュースで言っていたような。
古紙回収は月曜締切だと気がついたので、今日は引っ越しの準備をする日にした。本を詰めていくだけの作業。
普通の本が大量にあるのはもうそういうものとして、同人誌が山程ある。知りあいでもなんでもない人が作った作品がこれだけ家にあるの、何だか不思議だな。芸術収集家か。考えたが、一切の選別はせずに全部新居に持っていくことにした。理由の一、選別するという作業がそもそも苦しい。手に持った時ときめくかどうかで物を捨てるか決めろという話を今日とあるnoteで読んだが、世の中には手に持った時にときめきよりもっと息苦しさとか重たさとかそういうことを感じてそれでも捨てられない物質があるだろう……。私にとって他人の同人誌はそういうものだ……(概念の話だから君の同人誌が嫌いということではないよ)。理由の二、引っ越した直後なんて精神が不安定なんだから周りの物なんてなるべく慣れ親しんだものがいっぱいあった方がいいに決まってる。引っ越しと整理整頓なんて大変な作業わざわざ同時にやらんでもよし。
匿名ラジオを流しながら一時間くらいで終わった。何も考えない手を動かすだけの作業でちょっと楽しかったのに。
その後ガス電気水道インターネット等の手続き……。様々な問題が立ちふさがり、チェックボックスは遅々として埋まらず。悲しい。ついでに即売会の荷物の券を買う、など。チェックリストを作ったらなんだか本当に様々なタスクに対してめげずに立ち向かっているな私は。ということがわかった。偉い。