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  • 2020/01/15

    ちゃんと起きた。布団の上でipadをいじり創作的あれをじっと眺める。
    日記を始めたら自分が何を書きだすか興味があったが創作のことばっか書いてるな。大好きなのか?
    職で後輩の面倒を見る、および面倒を見れないので同僚に押し付ける、など。
    引っ越しに対する不安が頂点に達しリストを作る。ここぞとばかりマークダウンを活かしチェックリストなどを使った。
    小分けすれば大してやることはなしと理解し、よかった。二次関数。
    帰りに牛乳および日用品を買わなければいけないことは完全に理解していたが外出たら寒すぎたので断念した。
    断念した分の気力でハヤシライスを作る。偉い。
    今年になってハヤシライスというものに接近し始めた。多分デイリーポータルZがきっかけだったと思う。
    ハヤシライス、作るのが楽。私はカレーを愛しているのだが、あまりにカレーを愛しすぎていてカレーを作ることへのハードルが高くなってきてしまった。
    https://housefoods.jp/products/special/kanjuku/index.html
    飲酒していいですか?いいよ。
    このお酒はフィールドで最終プレゼンをしたら卒業祝いとして貰った尊きもの。

  • 2020/01/14

    起床。寝すぎた。朝食を食べながら若干同人的作業。少し時間を置いた方がいいような気もするが気持ちが上向きなうちに一段落させてしまいたい。
    職に行き職をする。解析はまぁまぁ順当。昼御飯の釣り銭がぴかぴかだなと思ったら令和一年製造のものだった。硬貨が発行され続けているということは、そこを通過する際に古くて汚れてしまった硬貨を回収し、新しい綺麗な硬貨に交換する施設が日本の何処かにあるのだろうな。あってますか?
    もともと背面に山がある職場なのでよく虫が入ってくるのだが、最近職場をカメムシが飛び回っている。本日も二匹ほど捕殺。
    これらのカメムシは私が自分のフィールドから連れて帰ってきた疑いが極めて高かったのだが、先週その寝床と思しき荷物を片付けたので、今日飛んでいるカメムシについては私は無罪。そうすると先週まで飛んでいたカメムシも私が原因でないカメムシが一部含まれる可能性があり、私の罪悪感はやや軽減された。
    まぁ今日のカメムシも私が連れて帰ってきた奴らの残党という可能性もあるのだが。すまん。推定有罪で先に謝っておきます。
    この話で一番酷いのは、私はカメムシの匂いになれきってしまったので、いても特に害とも思わないことです。

  • 2020/01/13

    夜行バスで帰関西。
    小さい頃から車に酔う子供だったので夜行バスの中では大人しくしていようと思っていたが、この度全然問題なく読書もipadで文字打ちもできることがわかった。消灯までの間しかできないのだからそんなに役に立つ機会もないだろうが、知らぬ間に可能性が拡張されていることに喜ぶ。
    積んでるものが色々あるというのにメギド72の読み返しを始めた。まぁのんびりやろう。
    今家に積んでるもの:
    月は無慈悲な夜の女王(読んでる)、壁、眼球綺譚、一ダースなら怖くなる、アヘン王国潜入記、まろやかな狂気、まろやかな狂気2、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー、三体
    月は~(略)を読んでいるので会った人会った人に「読んでるんだぜ~~~」って言っちゃう。途中で人工知能の口調が変わったところ以外は面白いです。
    なんでこんな事態になっているのかというと人にどんどん本を借りているからなのだが本を貸し借りするというのはいい行為だな。
    返すために人間に会えるし、全然読む機会がないような本が出てくるし(あと拍手で勧めてくれた人、読みましたぜ)。
    引っ越しのための書類を取りに行くために一瞬職場に行く。職場に行ってからPDF化してたから行かなくてもよかったことに気がついた。
    メールを返して帰宅。

  • 42/394 2020/01/03

    ラビチャ・ラビTVの読み返しをしたいのでそのメモ用記事
    全394枚(カウントから省いているカード:研修生と事務員とアイナナ警察ストーリーカード)
    全部読み終わったらおすすめラビチャプレゼンを書きたい
    数字はカードID

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  • 恐喝王ジェダ・マクベスのこと 2019/12/29
    人類!キングレオの帰還2話!
    天親獅子丸、大河と同棲できなかったのになあなあで烏有と同棲しているな……(同棲オタク)。烏有の閾値を超えるポイントが完全に同居始めた恋人が切れるポイントなのでますます同棲だ……という気持ちになる。大河抜きで烏有と食事行けるようになって偉いじゃん。どういう距離感の同居だ。
    >「繊細すぎるわ!」
    今回本当に烏有のツッコミが好きで……欲しい所に烏有のツッコミがきて快感だ……。
    作品の面白さのために矜持を捨てられる烏有、創作者として矜持があるのかないのかわからんな。
    陽虎ちゃん!
    やっぱりオウカガミの世界線、ルヴォワールではなくキングレオっぽいよな……?
    一連の流れで陽虎ちゃんが「探偵」を憎む理屈よくわからないけど(自業自得という気がするので……)、真相の究明より今必死に短い余命を生きる人間の願いの方が大切だという理屈ならこちらの陽虎ちゃんも祝いの龍師に才があるのかもしれん……。まぁ裏の論語君という話だからストレートにそうはならないだろうが……。
    恐喝王という悪を裁く悪、監察官という善を裁く善で対比だけど今後活躍の場があるのか?あって欲しい……あとタチバナの種の橘落としたのはだあれ問題の伏線回収して……。
    >復縁しようとしてる男
    元恋人の家に盗聴器云々もそうだが今回の比喩、一周回って直喩過ぎません!?合法BLなのはわかってますがあまりBLBLされるとこちらも恥ずかしいですよ!と思ったらそこがちゃんとトリックに使われていて面白かった、が、よく考えたら別に復縁の下りはいらなかったよね……?久々にBLとミステリのマリアージュを感じられてよかったな……
    やり方がクソダサ!のツッコミがやっぱり烏有ナイスだ。俺達の代わりにこの次元に存在していてくれてありがとな。
    小説家を目指していた獅子丸のことを烏有もレオも知らなくて、それは普段温厚(温厚か?そう思っているのは獅子丸だけでは?)な大河にとっても汚されれば機嫌が悪くなるほどの大事な思い出で、まだ二人だけの楽園はここにあったじゃん……という気持ちになってしまった。
    それにしたって人間をいきなりブロック塀に叩きつける助手、機嫌が悪すぎる。怖いよ。ありし日の獅子丸の所作が移ってるじゃん……(しょげ……)。
    鼻をよく鳴らす獅子丸、かわいい。毎回言ってる。
    三ツ橋悦子懐かしいな!?
    >キングレオが私を認知している?はああああ……
    うわっ、一字一句オタクだ……。
    レオは手足がないので実際の物証を探すとなると大河が動かなくてはいけない点、大河はレオの助手をやっているんだなと感じるな……悲しいことに……。獅子丸も四肢欠損とかがあれば大河に助手をやってもらえたのではないか。
    原稿用紙換算で何文字書ければ挽回できるの話、円居挽だな……と思っちゃった……。円居挽が書く作家の物語に脆弱性があるので……。
    ウゥ……作者がいくら叙述はメディアミックス向きじゃないから今後は控えますと言っても俺は丸太町ルヴォワールを一生愛し続けるしそれは読者に許された権利だから……。
    >お前と一緒なのは楽しいが
    レオ、獅子丸のデレモードだけ搭載していてわがままお姫様モードが撤去されてるのずるくないですか?
    1話からそうなんだけど、地の文でレオのことをキングレオと呼ばれると緊張する。地の文は嘘をつかないので……。
    悦子に腹が立ってる大河見て思わずざまみろ!になっちゃった。大河、お前調子に乗るなよ!!!
    AIごときが論語君のこと悪く言うな。大河は獅子丸は間違いなく変わってしまったとか言える立場じゃないだろ。こっちのセリフだよこっちの。ツッコミ役の烏有を呼んでくれ……。
    現在進行系でAIといちゃつきながら自分の過去の思い出を汚されないと信じている大河何?そういうとこだぞ。面倒くさいな本当に。
    ケチ臭い獅子丸、かわいい(獅子丸はケチ臭くない)。大味のミステリは冒険から薄れてしまったがこういう所作にミステリを感じられて嬉しいよ……。
    >二人の思いは複雑に縺れ(略
    勝手に縺れてるのは大河だけでしょ!?!?獅子丸はシンプルに生きているのだが!?なんか今作の味わい、回想の2話に似ているな……。
    仲直り、しないのか……。例えばレオが今後負けたとして本当に大河がちょちょっと謝ったら獅子丸はちょろいので全部を許す気がするけど、それで人間と人間の間にできた溝が埋まると思えないからハッピーエンドではないような……。いや、このハッピーエンドというのはBL的ハッピーではなく、探偵と助手の物語として大団円が迎えられるのかという……。
    回想は終わりが明示された物語だったから、帰還でどうなるのかわからないのが不安で楽しみだ。いや普通物語の終わりとはそういうものですが。
    >ミステリーでたまにある動機の応用編
    『〇〇〇に〇〇〇』ですね。
    恋人に振られたからって自暴自棄になって死のうとする獅子丸、わかりやすすぎる……。
    私は基本一作品に推しは一人なので円居作品群では城坂論語のオタクとしての自我があるのですが、それでも天親獅子丸がどんどん好きになるの、いいよな……。主人公が愛される小説なんだな……という点で嬉しい。
    そういうレベルの視点では天親大河が狂った(狂ってません)助手として人間になってくれたのもやっぱり嬉しく、読者から「大河テメェ!」って言われる助手の方が、探偵に箱の中に置き去りにされる助手よりずっといいから……。石岡君への風評被害やめてもらえます?
    書籍版が出ている今となっては信じられないが、連載版の最終話には飛行船離陸前の大河の回想がなくて、私はそれを探偵と助手の物語として完全に欠陥だと思っていたんだよな……。勿論その時は帰還の詳細がなかったので怒っていたというのもあるが、やっぱりミステリを捨ててまで感情の物語に振り切ると言うなら、大河が何を思うか教えて欲しかった。
    書籍版でそれが加筆されたことが私は本当に嬉しかったので、天親大河のこと「ワケわかんねー!狂ってるよ!!!」だけで見捨てたくないな……。実際天親大河には天親大河の正義がある……。そこに人間の獅子丸がいないだけで……。
    でも今回はちょっといた……いたよね……?作家を目指す獅子丸は人間なので……。
    加筆で思い出した。
    最近メギドのイベストを読んでいて、いくら添削のない純粋な加筆であろうと加筆というのは必然的に読後感の修正を伴うので読者全員が喜ぶ加筆というのは存在しないんだろうなとよく思う。円居作品に限ってもBOX版の方が好きな表現があり、具体的に言うと河原町BOXの1章の最後は「なあ論語、お前は何を生き急いでいるんだ?」で「行き急ぐ」ってこんなにあの時の論語君にしっくりくる言葉ないのになんで修正したのかわからん……。でも、言葉は案外作者には予想もつかないところで読者に刺さるものだから、そういうものなのかもしれない。
    ただ、加筆されて後から出てきた方が正史だと思う必要は必ずしもなくて、読者の手に渡った時点で既に君のものなのだから、どちらもが存在し、物語の可能性を広げるものだと思えばいいんじゃないかな、というのを加筆に苦しむ人を見るとよく思うよ。自戒を込めて。
    次は2/20!楽しみですね。
  • 町に暮らす 2019/11/22

    十年近く住んだ関西圏を離れて生まれ育った関東圏に戻ることになった。

    とても悲しい。私は関西が大好きだ。主に愛しているのは大学時代を過ごした京都だが、関西のことは全部好きだ。そして東京という街が大体嫌いだ。
    それを東京に暮らす妹に伝えると「私は姉と東京で会えるの嬉しいのに!」(何故か私は彼女のことを「妹」と呼ぶし、彼女もそれを真似てか私の事を「姉」と呼ぶ)と言われて驚いた。私だってその点については全く同意であったからだ。
    私の中で「東京という街に暮らすのが嫌」ということと「東京に住むことで親しい人達に会えるのが嬉しい」という事象はかなり独立だと気が付いた。後者は前者を打ち消す理由にならない。
    「生まれ育った場所が嫌い」と言うと、あぁきっと小さい頃は友達が全然いなくて家庭環境もよくなかったのが大学で外に出ていい経験をしたんだろうな……といった想像をされるのかもしれないが、別に東京が嫌いなのはそういった理由ではない。友達おるわ。じゃあ何故よと言われると困るが、東京という街が昔から好きでないのだ。
    そういえば高校生の頃からずっと、瀬戸内海に面した町に住みたいと言っている。これも特に理由はない。大体、瀬戸内沿岸の町を訪れた事さえほとんどないのだ。でも瀬戸内海に住みたい。東京から関西に越して少しは接近したと思ったのに残念だ。生涯をかけてじりじりとお近付きになるしかないのか。
    思うに、私は町のイメージの中に暮らしている。東京に住む人達は、東京という盆の上に今乗っている菓子なのであって、菓子が好きでも盆は食べられない。菓子は明日には盆を飛び出していってしまうかもしれない。私には何の断りもなく。
    そういう訳なので、私の近所に住む皆様は私が物理的に側にいる間が機会と思って大いに酒を飲んでください。そして側を離れた後も一緒に酒を飲んでください。
  • 町屋の冒険のこと 2019/11/08
    人類!キングレオの回想読んでるか?
    何から話せばいいのかわからないので帰還1話目の話からします。回想を読んで頭を壊された人々、一緒に帰還を追いかけような!
    回想最終話を読んだ後にもう一回読んだので、獅子丸が元気になって嬉しいという純粋な気持ちがある。獅子丸、健やかに生きてくれ……。大河がいなきゃ無理……?そっか……。
    この更生全て城坂論語がやってのけたことだと思うと……。やはり魂が祝いの龍師……。
    どもる獅子丸、か、かわいすぎる……。獅子丸がこんなに可愛いのにこんなに修羅、最高。
    獅子丸、巻を増すごとに可愛さが増加していないか?大丈夫なのか?帰還が終わる頃には本当にネコか何かになってないか?
    龍樹落花!!!
    ぜっっったい龍樹落花普通の恋する乙女じゃないだろ!?大河!そんなころっと騙されるなよ!ていうかお前~烏有の言う通り税所密香から好みが全然変わってない……キャラクタ造形が立体的になる~嫌いになれない……わかる……立体的キャラクタ造形は素晴らしいことなので……天才厨め……。
    大河は置いておいて落花テメー!となるけど落花は落花だから憎めねぇ……。ルヴォワール読者で落花のこと憎める人間、誰もおらん。大体いなくなった獅子丸も悪いんだからね!できる。
    でもルヴォワール読んでない獅子大獅子のオタクに龍樹落花が嫌われたりしたらやだな(何の心配?)。龍樹落花は大丈夫!この人だけは大丈夫ですよ!最強の女なので!!!嘘だと思ったらルヴォワールシリーズ読んでください!ところで一乗寺の続きはいつ?
    いや全体的にあんなに悲しい別れの後の再会なのにノリがライトな感じがいい。ライトミステリ。それもこれも天親獅子丸が天親大河のことラブすぎるからだ。元気になった天親獅子丸を見ると改めて唯我独尊と大河への愛情が両立するのが可愛すぎませんか?1年離れていても全然愛情に陰りが見られなくて可愛い。いや離れていたからこそ可愛い。
    冷静に考えてもう探偵やめるか……になった後、一年間海外で修行してきてちゃんと大河が望んでくれる復帰した姿を大河に見せるぞ!って意気込んでいるのにこの様なの可哀想すぎる。可哀想可愛い~(お前はいつもそればかり……)。
    許さない人間のトップに城坂論語が来るの最高だな。私的には論語君が死んだの全然ショックではなく、回想で完全に命を燃やして輝いていたので中途半端に出てくるよりきれいに物語から退場してくれてよかった。論語君、存在しているとどうしても主役になってしまう人間なので。
    それでも獅子丸の許せないリストにはちゃんと譲られないトップ(これ出会った順でないからして順位付けなんでしょ!?)として城坂論語が残り続けること……。最高の一瞬が味わえればいいと宣った人間が否応なく人の記憶に残ること……。河原町ルヴォワールなんだよ……。
    でもどうする?キングレオがアニメ化したら回想(二期)から入ったルヴォワール読んでない民に絶対論獅子が流行るんだが(何の心配?)。それだけは許せん。戦争だ。お前達はちゃんと論ル―を履修しろ。
    突然のAI何!?偶像と実在の人間の問題を扱う上であまりにストレート!嫌いじゃない!でも私は仮面ライダー履修しなきゃいけないのか!?
    レオって言い方、ペットっぽい……。
    連載版の回想最終話で(この話はまとまったらまたします)大河の中の獅子丸の人格ってなんだったんだ……?って落ち込んでいたのでここに来てその話がストレートにできるの嬉しい。何だったんだ?
    連載の第一話として、獅子丸にどどんと許せない敵が現れるの物語の速度としていいな。この後どうなるんだろう……。推理合戦と言うからにはミステリをやってくれるのか?獅子丸vsレオで御贖が大河の双龍会、絶対見たいが……。ここで双龍会がなくてもシステムとしての双龍会は成立するというソシャゲ最高イベントシナリオ鳴鳳荘の経験が生きてくるのか?
    カルーアミルクを舐める獅子丸、完全にネコチャンじゃんか……。獅子丸と大河、よく酒を飲んでおり可愛い。早く二次創作でよく見る酔いつぶれた番外編ください!(公式の供給に甘えるオタク図)
    論語君のデータがレオの礎になって「城坂論語」が獅子丸の記憶にもレオのデータの中にも生き続けるのめちゃくちゃ小説が上手くないですか!?他でもない城坂論語が……。最後に撫子の記憶の中に生きることを望んだ城坂論語が……。回想でも加筆入ってたし。くぅ……。
    「潜伏」という表現好きだ。でもこれもアニメ化されたら論獅子のオタクが暗喩を感じてはしゃぐやつじゃん。許さん(?)。
    「完璧性」「キングレオ性」等、謎の「~性」が出てくるキングレオシリーズ。
    大河ヤバ~!狂人だよ!という読者の声に予め答えてくれる優しい烏有。そうなんだよな……ヤバというのは簡単なんだけど回想でモノローグがあったからには正気の人間として扱いたい……呪われてしまった天親大河を……。僕のキングレオ……(これはそのうち出てくるであろう台詞の予習)。
    獅子丸vs大河をやるにあたって天親獅子丸が一人ぼっちでなかったの安心した。記述者としてであっても隣に烏有いてくれて嬉しいよ……。鳥辺野有、間違いなく大河と獅子丸に出会ったことでもう一度人生をいい方向に変えてもらっていたからよかった。しょぼくれた鳥辺野有なんて見たくないよ……。いつまでも小さな少女の憧れでいてくれ……。
    論語君が冒険で問うたように獅子丸vs大河になるのめちゃ熱い……。伏線回収が世界一好き。ここまで考えて冒険を書いていたのか?そうだとしたら帰還まで軌道に乗ったことが嬉しすぎる……。きちんと帰還で閉じる物語として最後まで見届けられる……。いや回想の連載版最終話……本当……。
    次号は12/20!回想を読み返しながら待とうね!
  • 2019/11/01

    新聞社の有料記事を読みたいことがある。

    買い切りはできなくて、会員登録が必要だ。一月辺り千円くらい。会員登録すると読めるようにある記事は山のようにあるが、あくまで興味をもった記事を読みたいだけなのでメールアラートを片っ端から切る。
    また別の有料記事を読みたいことがある。
    読んでみようか、とクリックするとこれは別の新聞社の記事なので会員登録が必要だ。一月辺り千円くらい。
    以下同じ。
    ……。
    Komifloは偉大だなぁ。
  • 2019/10/16

    デイリーポータルZをはげます会に入って一年が経った。

    厳密に言うと、はげます会の前身である「友の会」にも入っていたのだが、入って一ヶ月経たず、何のグッズも貰わないまま「はげます会」が始まったので、私にとってデイリーポータルZのファンクラブとは、はげます会のことである。
    概要を説明しないまま詳細を説明してしまった。
    デイリーポータルZ、読んでますか?私は平成のインターネット・キッズだったのでデイリーポータルZは盆と正月に会う気のいい親戚の兄貴みたいな存在だ。でも一度離れて(反抗期)、ここ二、三年でまた読みだした。
    昨年、デイリーポータルZは事業主が変わり、ファンクラブである「友の会」は「はげます会」になった。「友の会」では会員宛に変なグッズを送るので会員が増えるほど赤字という謎のシステムだったのだが、「はげます会」はそのような目に見える特典はない。はげます会の会費(月1000円税別)はほぼそのままデイリーポータルZの収益になる。いわばパトロンである。そう書いてあった。
    パトロン!
    興奮した。パトロンの字に興奮してデイリーポータルZはげます会に入ったと言ってもいい。この手のクリエイター支援サービスも普及してきたが、特典とかいらんのである。いや、特典があってもいいが、特典があるなら最早そういう「サービス」だと思って受け取る。でもデイリーポータルZはパトロンだと言っている。パトロン、いいな。響きもいい。セト・ランヴァルト・フォン・ノースメイア殿下もハマっちゃう訳だぜ。
    デイリーポータルZは人気者なので稀によく記事が流行る。最近はフライドポテトの記事がヒットをかました(これhttps://dailyportalz.jp/kiji/compare-french_fries最近のDPZは記事のURLにも遊び心が加えられている。知ってた?)。普段デイリーポータルZの話をしない人がデイリーポータルZの話をしていると嬉しい。やっておるのう、と思う。高みからコメントしている。何故なら私はパトロンだからだ!(でも私はカバー祭り最高の記事はこれhttps://www.youtube.com/watch?v=mk60riBjlyEだと思うよ。これは内輪なネタがある記事を理解しちゃえるパトロンアピ)
    私はインターネットオモシロをツイッターで共有するのが若干苦手なのだが(何故なら世界で一番面白い人間は私だと思っているからです)、はげます会に入ってからデイリーポータルZの話ができるようになった。私はパトロンだからデイリーポータルZの話をしてもいいのだ!!!(静粛に!アザラシをびっくりさせないようにしてくださいhttps://dailyportalz.jp/kiji/doyo-otayori2019-10-12)。
    友の会にはあったグレードが、はげます会からはなくなったのもよかった。石油王にパトロンマウント取られたくないので。友の会ではグッズが貰える「松コース」と貰えない「梅コース」があって、私は後者だった。何故ならグッズは欲しくなかったから……。
    全人類デイリーポータルZをはげます会に入ろう!
    嘘、全人類に入られると私のパトロン感が薄れるからやめて。ほかほかおにぎりクラブに入ってください。
  • 銀河英雄伝説感想 2019/10/14
    ※ 本記事は銀河英雄伝説のネタバレを含みます。が、貴方が銀河英雄伝説を楽しむ上でもしかするとそれは致命的でないかもしれません。

    銀河英雄伝説が我が家に来た日のことを覚えている。友人に買っておくよう頼んでおいたハサ医師アンソロと一緒に頼んでもないのに新品が届いたからだ。

    彼女が前々からハマっているという話は聞いていた。数週間前に同人誌まで出しているのも傍目に見ていた。そして彼女が自分の好きな作品を私に読ませるためなら新品を買って渡すことも躊躇わない人間だということも知っていた……。中学の頃から本をほぼ一方的に貸してもらう仲だったからだ……。その節はありがとう……。
    しかし少し意外にも感じていた。彼女はSFを好むような質ではないと思っていたのだ。

    銀河英雄伝説、通称銀英伝のことをどのくらいご存知だろうか。私は有名な小説であることと作者の名前くらいしか知らなかった。田中芳樹歴は、CLAMPの表紙につられて中学校の図書館にあった創竜伝を読んだことがあるくらいだ。まぁでも知らなくても無理はないだろう。初版は1982年、昭和じゃないか。銀河ってついてるし、宇宙戦艦が戦ったりするんだろう、多分。戦記はそこまで好きでもないのだが、SFは勉強すると言った手前、古典的名作を読んでおくのもまぁ悪くないだろう。当時はそう思っていた。
    このように、彼女が勧める物を昔から割と何でも読んできたので、彼女も突然人に小説を送りつけるような大人に育ってしまったのだろう。私の責任は重い。
    しかし返さなくてよい本ならいつでも読める、と逆に安心してしまい、実際に銀英伝へ手を付けたのは半年以上後の今年の初夏だった。銀河英雄伝説は、ラインハルト・フォン・ローエングラムが率いる皇国とヤン・ウェンリー率いる民主主義国が戦う戦記であることがわかった。描写とエピソードが上手くてさくさく読める。特に、登場人物達を説明する日常の些細なエピソードに愛嬌があるのがいい。あとユリアンが可愛い。
    しかし2巻の終わりに差し掛かったところで、急にびっくりさせられた。ラインハルトの親友が2巻で死んたからだ。主要人物っぽい空気出てたのに。続きはあと8巻も残ってるのに。友人へ。なんで読む前に親友×ラインハルトを勧めた?
    作者も流石に早すぎたと思ったらしく、読者の非難を受けて、5巻の後書きで「5巻辺りで死なせるべきでした」と謝っていた。それは謝罪になっていない気がする。
    夏は忙しく、続きに手を付けたのは秋になってからだった。ユリアンがいつ死ぬのか戦々恐々として読み進める中、8巻でまたとてもびっくりさせられた。ユリアンの養父で何より主人公の片翼たるヤンが、ラインハルトとは関しない策略によってあっさり死んだからだ。
    困惑した。当然のごとく、この10巻に渡る長編小説はラインハルトとヤンの最終決戦で幕を閉じると思い込んでいたのだ。このように予想することはキャラクタ小説的な視点から来る贔屓を置いても、一般的な物語のセオリーだろう。こんな衝撃のエピソードだから読む前から知っていても良さそうなものだが、ハマるとも思っていなかったので私は銀英伝のことを何も調べていなかったのだ。
    まるで歴史小説だと思った。「竜馬がゆく」が書こうとしている物語を、実在の日本の代わりに、架空の宇宙を作ってその上で書いているのだ。だから登場人物は全員死ぬ。何故なら現在から見て過去の人間は全員死んでいるからだ。それも大戦とは関わらないところであっけなく死ぬ。何故なら歴史上の人間は小説の登場人物にされるために生きた訳ではないからだ。
    それに気が付いて、三回興奮した。一に、「架空の現実」を作ってその上で「歴史小説」を書くなどという手間がかかることを試みた他の作品に思い至らなかったからだ。探せばあるだろうが、今も類似の作品はすぐには挙げられない。おまけに「架空の現実」においてはSFの背景を借りており、さらにはキャラクタエンタメ小説的でもある。二に、Aというジャンルだと思って読んでいたらBというくくりに入れるべきものだったという状況に興奮するオタクだからだ。しかもこれに関しては十分に伏線が張られており、私が下調べをしなかったことで30年も前の作品から純粋に驚きを得られたことが心地よい。三に、友人がこの小説にハマった謎がようやく解けたからだ。彼女は色んなジャンルを嗜むが、その根は歴史を愛するオタクなのである。
    そういう訳で、銀英伝は本編も十分面白いのだが、本編とは微妙にずれた個人的事情により私に衝撃を与えた。ユリアンは最終巻まで生き残ってくれて嬉しかった。この「架空の歴史を描く」ことについて興奮気味に語ろうとしたら、最終巻の後書きで作者でほぼ同じことを言っており四度目の衝撃を受けた。ここまで見事な答え合わせをされると思っていなかったのだ。話すことがなくなってしまった。