- 2022/08/22現在コードにもっている感想です。C: 家のような安心感。こいつだけバックグラウンドがなくてもぎりぎり信じられる
C7: Cの後にアクセント的に出てくるやつ。そこは気持ちよく弾けるので仲良くなれそう
G7: ちゃんと鳴る。指がきゅっとしていて安定感があるEm7: ぎりぎり理解できるDm: 難しい。そんなに急に指は動かない。でもサビの終わりのDm→G7はやりたいことがわかるからまだ許せるA7: ???全然きれいな和音にならない。マジで言ってますか?なんか間違ってる?間違ってるなら早めに教えてください。F: なんなのこいつ?鳴らない。すごい。初心者向け面しているのがやばい。自己評価ができてない。丁寧に押さえれば行けると思ったけど曲の途中で移動するとどう考えても3弦が止まる。こいつが途中で出てくるとそもそも音が響かなくなり嫌になる。イントロ終わりからすぐ出てくるのもやめて欲しい。そこで躓くと最初からやり直したくなるから。ずっと大縄跳びに入りそこねている感じ。五線譜書いたときに調べたので、ギターコードに初心者の敵のFというものがあることだけは知っていたのですが、それを正しく体感した嬉しさに勝る腹の立ち具合です。それでどの和音にも言えることなのだが、とにかくBGMのyoutubeがないとすごく不安そうに響く。何故だ……。チューニングが微妙にずれているかもしれない。実際確認してみると弾きながら少しは緩んでいるんだけれど、そんなにぴったりじゃなきゃ駄目なんだろうか。弦が新しいとチューニングがずれやすくなるらしい。じゃあしょうがないのかな……。ちなみにウクレレの質は従姉家で見たのと全く同じものを買ったのであまり心配していない。ここ数年程、人の選択を丸パクリをするという人生の技術にハマっている(参考)。今「にせものの美術史」という本を読んでいるのだが、読みながら友達が虫の写真をキャンバス地に印刷してもらったという話を思い出した。ので、頼んだショップを尋ねて私もカエルの写真を注文してみた。昨日の話。壁を賑やかにすることに励んでいる。ウクレレも壁にかけています。三十分練習しただけだけど左手の指が痛くなってしまった。三十分三十分で練習したほうがいいのか。仕事の合間に休憩がてらできないかと思っているけど、そういうの苦手なんだ。私が大学受験していた頃の夏休みのスケジュールをお伝えします。めし、4時間英語、めし、4時間数学、2時間理科、めし、2時間理科、ねる。 - 2022/08/21
麻雀を始めたての頃に日記を書いていたのがよかったので、一ヶ月ウクレレ日記を書こうと思う。
夜中にじゃかじゃか弾くのは控えようと思っているので、練習のない日は休むかも。私の方からは隣人の生活音って全く聞こえたことないけど、楽器の音だと聞こえちゃったりするのかな。マックスだとテレビより少しうるさいくらいらしい。コロナで外出しなくなったせいだけど、隣人らのこと音も姿も知らないな。唯一知っている情報として、同じアパートに一人かそれ以上私と同等クラスの酒飲みがいます(ゴミ捨て場によく酒瓶が出ているので)。今日見た動画コードが6つも増えた。Em7(いーまいなーせぶん)ってなに~~~。意味わからん。麻雀の牌の呼び方を思い出します。一応このアルファベットにも覚え方があるらしいからそのうちちゃんと調べます……。最近長期記憶に全然自信がない。このコードを覚えると曲を選択する自由が与えられるので、練習している曲は以下です。そもそもウクレレを買ったきっかけは、この前の盆で遊びにいった従姉の家で従姉がポロポロ弾いているのを見て遊びで弾いてみたからだ。従姉一家には詩を読むのが趣味の中3姉とゲーム好きな小4弟がいるんですが、遊びに行く度にこの多感な子らに与える影響について考えてしまう。この前は私が読んでた高慢と偏見をポチってました。その時に数ある楽譜の中からその中で練習曲にこの曲を選んだのはなかなかナイスプレイだったのではないですか。どうですか。古い洋楽のことを信じすぎ?楽譜に載ってるのが最近のポップスばっかだったんで、そもそもわからなかった……。当たり前かもしれませんが、知ってる曲を練習するのが楽しくやるコツな気がする。今このガズレレチャンネルで練習できる楽譜一覧を眺めていますが、ミスチルに救われる予感がしている。 - ラブコメ好きに勧めるジェイン・オースティン(オタクと偏見) 2022/08/18
作者紹介
ジェイン・オースティン (1775~1817)主に身内に読ませるため、幼少から創作活動を始める。二十一歳から本格的な執筆活動を開始。三十五歳に「ある婦人」のペンネームでデビュー。この時代、女性作家は実力勝負するために性別を隠して出版することもあったが、身内で承認欲求が満たされていたためこのペンネームになったとかならんとか。結局ペンネーム関係なくめちゃくちゃ売れる。精力的に執筆活動を続けるが、体調不良のため夭折。享年四十一。固定カプ厨で田舎の女の恋愛しか書かない長編字書き。コメディと(時にブラックな)ユーモアを心底愛しており、真面目にロマンスを書こうと思ったら第一章を書き終わる前に絞首台に吊るされるとまで言っている。チャート
- 分別と多感
デビュー作。分別寄りの姉・エリナーと多感寄りの妹・マリアンのダブルヒロインと見せかけて、エリナーの方にも割と多感がある。しかし語り手のエリナーはそれを語らない、という幸せストーリーに見せかけた認知の歪みがある。
→真面目な感想 - 高慢と偏見
代表作。私賢くて人を見る目に長けてるわと自負するヒロインのエリザベスが高慢ちきの金持ちダーシーと出会って喧嘩する。喧嘩の原因は両者にあるのだが、やりこめられたダーシーがエリザベスに認められたくて頑張るのが他の作品にない持ち味。
エリザベス自身が冗談好きなので全体的にかなりコメディな一作。娘の結婚しか老後の楽しみがないママとそういう俗世のことには興味ないパパ(エリザベスのことはお気に入りだったので結婚してしまい寂しがっている)がいい味出してる。なんでこの二人結婚したんや。 - マンスフィールド・パーク
内気すぎる居候・ファニーがヒロイン。しかしお世話になっている従兄弟一家全員で素人演劇することになっても役者を断固拒否するなど我の強い一面がある。この演劇が作品全体の暗喩になっている。
一切浮気せずにずっと慕っていた従兄のエドマンドとくっつくのが実は珍しい。やっぱ頑固なんだと思う。身長差カプ(断定)。六作の中でも長めの作品だが、青い鳥はすぐ側にいたんだねとエドマンドが気がつくのは作品の最終盤で、書きたいところしか書いてない感がすごい。 - エマ
誤解すれ違いが錯綜するミステリ風ラブコメ。エマがずっと勘違い女で個人的には一切好感がもてないのに最後まで面白いのがすごい。オースティンの作品は女姉妹が頻繁に登場するというか男兄弟は一切出てこないのだが、エマにもハリエットという妹分が登場する。しかしハリエットがナイトリー(エマの男)に恋していると知った途端、身分違いの恋だと詰ってハリエットにめちゃくちゃ冷たくする。六作の中で最も身分差が痛烈に表に出ている一作。 - ノーサンガー・アビー
死後に「説得」と共に発表されたが、執筆時期は最も早い。小説好きで妄想癖のある元気な女の子キャサリンが主人公。十七歳のはずだが読後感はどう考えても厨ニ。でもヘンリーはそういうとこがかわいい言うとります。
途中で挟まる作者の主張(小説愛)が強い。さながら少女漫画の枠外から主張してくる作者のごとく。
前半の社交都市バースと後半の田舎ノーサンガー・アビーの対比がきいており、六作の中で一番風景描写がいい。オースティンは人間以外の描写をほとんどしない。 - 説得
なんとヒロインのアンと海軍軍人(これはレア職)ウェントワースとの恋物語は、親戚からの説得にアンが折れて八年前に破局している。そこから再会した二人。出世した元恋人。再び燃え上がる恋が描かれるのかと思いきや全然描かれないのですごすぎる。読者とヒロインをやきもきさせた末の最終盤、手紙のシーンが圧巻。
六作の中では最もロマンス寄りに分類されるらしいが、これはラブコメを極めた作者によるアンチラブコメだと個人的には思う。
参考書籍
この光文社古典新訳文庫が入門としておすすめ。エリザベスの口調が相当くだけている。豊富な注釈と解説、物語の鍵となる戯曲の翻訳までついているよくばりセット。去年出版されたばかり。訳者は長編六冊全てを一人で訳した経験をもつ。あと「ジェイン・オースティンの読書会」も。エマの中公文庫は読みにくいのでやめたほうがいい。
ジェイン・オースティンを学ぶ人のために作者経歴、主要六作の解題など。 - 分別と多感
- LINE2執筆後の雑談 2022/08/06
置場はタイトルがなくても管理できる仕様なのでまだタイトルがありません。誰かつけておいてください。BORDER LINE、人に続きが欲しかったと言われていてまぁまぁ面白かったので(最初からおちなしの話のつもりだったが確かに前半だけ公開したらまぁまぁ続きが期待される話だなと思ったので)、続き描けてよかった。BORDER LINEの絵柄可愛いから合わせたかったんだけど無理でした。棒人間の絵柄に続きものを感じてくれ。
最近エロ描いているのは私利私欲一切抜きの修行です。俺がエロ描いてるときのテンション見せてあげたいよ。本当に低いから。でもエロが描けると作品の幅は広がると思うんすよね……。だから……修行……してる……。偉くない?
プロの作品読んで勉強しようと思ったんだけど、私商業BL、特にエロが入っているBL読んでると途中で笑いだしてしまうので(同人は全然読める。何故?)、持っているエロがほぼ男性向けだった。前2つは男性向けのノリで描いててそれはそれで面白かったんだけど、今回は途中でこれ違うな……になった。あと男性向けが描けるようになっても幅は広がらんな。新境地だなそれは。だから数少ない読める商業BLを引っ張り出して読み直してました。以下、私の研究結果です。男性向け
- 擬音がある
- ♡がある
女性向け
- 最中に心理描写がある
おわり。箇条書きした意味ねぇ~。今後の発展にご期待ください……。
人狼収録の後に許しが欲しくてユキのご機嫌取りをしたいモモ、いてくれ
— shortest109.net (@osmnkih) January 17, 2022
このツイートは1月にしているけど、プロットを作り始めたのが4月なので執筆期間四ヶ月か……最近筆が遅くてね~……。エロシーンのせいかもしれない……途中で別のエロを描いていたし……そう信じたい……。
エロ以外の話しよ。前半の3ページすげぇいい。
「月舘はそんな奴じゃねぇ……」←一番書きたかった台詞。Tips: 二階堂大和は「三日月狼(旧版)」と言うとちょっと嫌な顔する。
3ページだけtwitterに載せたのもちょうどいい感じがする。最近麻雀プロにTwitterをふぁぼられたりするんで……まぁプラットフォームの基準に引っかからなければ何載せてもいいんだけどさ……気分の問題ね……。絶対鍵はかけねぇ。そういえば置場は流通している商業作品に則って性器が露出してなければ年確なしとしています。この露出を出さない制約でネーム作るのがまぁまぁ面倒臭くて……でも露出を描くのはもっと面倒臭いので本当にやらないと思います……。またエロの話に戻っちゃった……。おわり……。 - 分別と多感感想 2022/07/26原題:Sense and Sensibility出版年:1811年オースティンの長編としては一作目(全六作)で、続く二作目は最も有名な「高慢と偏見 (Pride and Prejudice) 」。どちらも韻を踏んだ2つの単語が接続詞andでつながっているが、分別と多感はいわば「分別 vs 多感」といった物語の中の構図を表したタイトルだ。物語の中の勝敗は明らかで、分別の代弁者・エリナーは困難を乗り越えエドワードを夫として獲得した一方、多感の代弁者・マリアンは恋した男が実はろくでなしだと判明し、エリナーの態度を見習うようになる。さらにはマリアンの最終的な夫が分別よりの人間ということで、論ずるまでもなく分別の圧倒的勝利である。しかし、物語の外に出ると人気を得ているのは今も昔もマリアンであるらしい。これは解説で述べられている所感だが、確かにSNSなどで感想を探してみると「マリアンの方に共感した」といった感想はよくみつかる。そもそも共感をベースに語られなくてもいい気がするが、対立構造があることでどちらの陣営へ所属したいといった感想を述べやすいのかもしれない。しかし、マリアンへの共感は必ずしも多感な現代人の多さを示している訳ではなさそうだ。というのも、小説は明らかにエリナーへの共感を阻む構造になっているからだ。エリナーとエドワードの出会いからしてそのやり口は強烈で、なんと二人の会話は直接話法では描写されず、エリナーとマリアンの会話を通してエリナーがエドワードの美点を語るという控えめな愛情表現が行われるに過ぎないのだ。エリナーはこの本の中心となる三人称の語り手なのだが、実際に喋っているシーンはマリアンやお喋りおばさんのジェニングス夫人の方がずっと多いだろう。分別と多感においては、直接話法で会話する量の多さそのものが、多感な人物像の描写になっている。エリナーの唯一といっていいほど長回しの台詞は、マリアンへの反論の言葉だ。失恋に落ち込むマリアンだったが、実は彼女を慰めてくれるエリナーも数ヶ月前に失恋していたことを知る。一切そんな素振りを見せなかったエリナーに驚いたマリアンは、エリナーがさして落ち込んでいないように見えたのはエリナーの気持ちが大したものではなかったからだと感情的に詰る。それに対してエリナーは、数ヶ月この状況を誰にも伝えることのできなかった己の苦しみがいかに大きなものだったかを珍しく長々と述べている。しかしそんな台詞の中でもエリナーの喋り方は極めて理性的であり、寡黙な人間が突然長々と喋りだしたことで、ある種の恐ろしさを感じさせるようなシーンとなっている。普通、直接話法の少ないキャラクターだからといって、視点人物が共感を呼ばないとは限らない。むしろ直接話法に代わる内省的な描写は読者への共感や支持を生むケースも多いだろう。しかし、エリナーは地の文の中でさえエドワードへの愛情を読者に語りかけるといったことはない。むしろエリナーはマリアンを慰めることで、エドワードのことは考えまい、読者には伝えまいとしているように映る。最終的にはエドワードと結婚し、幸せになったという描写をそのまま信じるのであれば、エリナーをミステリにおける「信頼できない語り手」とも捉えることができる。分別と多感は、物語の筋だけなぞれば多感の浅慮を窘め分別の重要性を強調するプロットであった。一方で、直接話法と間接話法を通して、分別をもつ人間のどこか底知れなさを描く物語でもあったと思う。
- 作った自キ 2022/07/04
一昨年の初夏、秋葉原で初めての自作キーボードを買った。去年さらに2台を迎え、最近1号機を買った時に連いていってくれた友人が買ったまま組んでいなかったHelixを預かったのだが、特に詰まることもなくさくっと組めた。たった4台触っただけではあるがなんとなく技術の向上も感じ、自作キーボードもそろそろ趣味と言ってもいいかもしれない。ここまで組んだキーボードをまとめてみた。
1号機
キーボード:lily58 Pro
キースイッチ:Kailhロープロ茶→Sunset Tactile Choc Switches
キーキャップ:Kailhロープロ無刻印キーキャップ→MBK Legend Alphas (Myth) – Color チェロキー文字買った日:2020/6
初めて組んだキーボード。本当は別のキーボードを予定していたが、店舗でロープロ(高さが低いキーボードのこと)に惚れたので店員さんに励まされながらダイオードを表面実装した。
最初はOLEDのためにキーボード全体が遅延してしまって使い物にならなかったので、Discordの集合知にめちゃくちゃお世話になった。
ロープロはキーキャップの選択肢がほぼないという致命的な欠点があるのだが、最近色の選択肢が増えたので買い足したい。
普段使いのキーボードなのでかなり塗装がハゲてきてしまった。コーヒーを零されたりキーの間に塵埃が溜まったりするが健気に生きている。2号機
キーボード:ino (Pure Black x Yellow)
キースイッチ:Zealio V2 (65g)・ロープロ茶・ロープロ白
キーキャップ:Tai-Hao Yellow Submarine→PBT Keycap Cyberpunk 2077風買った日:2021/3
あまりにも可愛かったので愛玩用に買った。猫のように可愛がられ猫執筆の専門キーボードとして活躍した。
かなり拘ってキースイッチを選んだので打鍵の心地がいい。タイプライターライクで文字入力(プログラミングではなく)に相性がいいと自画自賛している。キーキャップにも憧れのTai-hao(台湾のメーカーで色のセンスがめちゃくちゃいい)を選んだが写真と色合いが違っていて大分落ち込んだ。今日Majestouchを買い与えたが今後ももう少し探す予定。サイバーな黄色がいいな。(22/7/4)
ずっといいなーと思ってたCyberpunk 2077風キーキャップを海外から買い足して与えた。最高にアガる組み合わせになった。
3号機
キーボード:Palette1202
キースイッチ:Gateron Ink v2 (Black) ・NovelKeys x Kailh BOX Thick Clicks (Jade)
キーキャップ:Tai-Hao RainDrop・DSA無刻印買った日:2021/4
絵を描く時の左手デバイス用。すぐ後に液タブ購入&漫画をがっつり描いてないのでまだガシガシ活躍している訳ではないが、いつでも準備はできている。
組立時に作者さんとDiscordの皆さんにお世話になったのでお礼の気持を込めてビルドログを書いた。作者さんがそれを公式ガイドに載せてくれたので結構色んな人が読んでくれているらしい。つい先日気がついた。少しは自キコミュニティに恩返しができたかと思うと嬉しい。
私はブログにアクセス解析を入れていないのですな。Pixivのアクセス解析見るのは好きだったが。ブログはまぁいいやと思って。4号機
キーボード:NKNL7JP
キースイッチ:Durock silent Linear Dolphin・Aliaz Silent
キーキャップ:Majestouch黒・Corsair PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps赤
アクリルプレート:ウルトラレッド(2mm)・ガラスエッジ(3mm)
ステレオケーブル:ST35-AMR75R→壊れた買った日:2022/4
日本語向けキーボード&リニア軸を組み立てたかったので組んだ。Lily58と交代して普段使い用。結果的にキースイッチもキーキャップも静音タイプになったのでかなり違うタイプになってそれ自体が満足。
アクリル積層初めてだったのでこれまでの四台で一番手こずった。基板にちょっと断線があってアクリルプレートにも公差があったのでその不具合を吸収するのが大変だった……。作者さんがネジ送り直してくれてありがたかった。
プレートは遊舎工房の半額キャンペーンで注文。結構高額だな……と思ってたのでありがたい。でもせっかく二色選べるんだからもっと組み合わせ考えたらよかったかなー!選択肢が多すぎて守りの選択をしてしまった。いやウルトラレッドが一番かっこいいんですけどね。ステレオケーブルまで赤で合わせてずっと憧れていた真っ赤なキーボード+下の段ではMajestouchが上手く嵌って結果的にいとよし。
ここからの趣味の正当な進化としては、アーティスタンキーキャップ(手作りのキーキャップのこと)、キーボードケース(アルミが流行っている)、ケーブルなどの沼が存在する。このシリーズが自作キーボードを調べた時からずっと欲しいが、まだその時ではない気がしている……。
そういえば私には写真を撮る習慣が全然なく、全然ないゆえに苦手意識さえあり(私が知っている唯一の写真テク:被写体とぬいぐるみを一緒に写す)、これはブログにもツイッターにもマイナスだと思う。この記事も絶対リンクじゃなくてて写真あった方がいいもんな。この習慣のなさは恐らく私がスマホを持っていないことに起因している。タブレットから見たスマートフォンとの明瞭な違い、それは写真を撮るというなぜか携帯電話に付属し続けた機能に対する致命的な相性の悪さです。
閑話休題。ただなあ、ここまで書いておいてなんだが、私は別にキーボードというデバイスに特別な興味があるわけではないのだ。
自作キーボードを勧める一般的な口上として、「毎日触るデバイスなのにそんなに無頓着でいいのかい?」といった主張があり、私自身、分離型(左右が分離されたキーボード。市販品はほとんどない)が使いたくて自作を始めたのだが、実際に自作キーボードを使ったことでタイピングの生産性(純粋な便利さ)が上がっているかというと、そこまででもないと思う。
|←この記号が地味に使うのよ、プログラミングで。しかし自作キーボードでは、キーキャップの規格の問題、無刻印の方がカッコイイ、等の理由で一般にキーキャップの刻印と実際のキー入力が一致しないことが多いので、どこにこのキーが行ったのか忘れてしまう。よく使うキーなら刻印なしでも覚えていられるが、それでもパスワードのように入力が隠れていると結構日常的に打ち間違える。
キー配列も、拘る人だとシフトキーやエンターキーだけではなくて文字のキー位置を根本的に変えてしまったりするのだが、私は面倒がって(使い始めの指が動かない時期が結構ストレス)あまり変えないキーが多い。ここまで書いておいて思ったけど、もしかしてタイピングの能力が低いんじゃないか。
どちらかというと自作キーボードを組み立てている時間が楽しい。昨日までHelixを組んでいたのでもう次のが組みたい。ハンダの匂いを嗅がせてくれ。
思い返してみれば中学の部活ではロボットを組んでいた。その時は半年くらいで諦めてしまったが。
そうすると趣味の進化は電子工作方面なんだろうか。子供時代の夢の続きといくか? IoT……IoTする? でも一体何を作ったらいいんだろう。この「何を作ったらいいのか」という戸惑いは私には結構鬼門で、そういう考え自体をなんとなく後ろめたく思ってしまう。そういう意味では、自作キーボードを電子工作の入門と捉えるとかなり入りやすいな。適度に実用性があり、適度にパーツを選ぶという創作性の発揮の余地がある。
4機目を買ってから考えるか。そろそろ赤軸に挑戦したいです。
(初稿)2022/2/17
(4号機)2022/7/4
- アイドリッシュセブン5部感想 2022/07/02
- SFを楽しむ 2022/06/15三年くらい前から割と意識的にSFを読んでいる。自然科学を修めている人間なのだが、社会科学と対比した自然科学って、学問する対象よりは世界の理を探す人間の働きに本質があると思う。自然科学は世界vs人間、社会科学は人間vs人間。だから単純にサイエンスが対象とするものをモチーフにした小説ではなくて、世界の謎が解かれる小説を読むと、サイエンスフィクションだな~と思う。具体的にそれを感じた小説としては、ジェイムズ P. ホーガンの「星を継ぐもの」がある。人類は宇宙のどこから来たのか、といった謎を巡るSFなのだが、解説でも
ストーリーを中途半端に語るよりSFにサイエンスを取り戻す、50年代SF(ハイライン、アシモフ、クラーク)の血を継ぐ70年代のSF
(メモからなので正確な引用ではない)と語られていた。書籍に詰め込めるものは限られているというより、書籍から受けとれる印象というのは限られているので、「星を継ぐもの」でサイエンスに集中できたのは、他の要素に心が動かされないからだと思う。解説では「ストーリー」という言葉を使われているが、私はキャラクターを削いだ結果だなと感じる。当たり前だがキャラクターが立っているからSFとして魅力的でないということはない。先の解説にはハイラインが出てきたのだが、「月は無慈悲な夜の女王」は割とキャラクターも魅力的なSFだなと思う(→当時の感想)。キャラクターを描くことが多くの場合(時に必須のように)物語の魅力と取られる中で、それで掬えないジャンル特別評価点を与えているといった感じだ。本格ミステリに対してトリックやフェアさ、純文学に対して文章への拘りや構造の冒険を評価するように、SFに対して「世界を語ることに注力しすぎてキャラクターへの描写が疎かになっている状態」にポイントを与えている。「星を継ぐもの」は、キャラクターを削ぐことで読者をサイエンスに集中させているが、実際には物語の中でキャラクターを全く語らないことは不可能で、SFを読んでいて「人間への興味がないね~」と感じる時、逆説的にサイエンスらしさを感じることがある。実際にそれを感じた作品には「夏への扉」「三体」などがある。最近読んだシナリオだと「十三機兵防衛圏」にもそれを感じるのだが、ゲームという媒体ではキャラクターを完全に捨てることはできないのだと思う。しかし、このような切り口で語ってしまうと「キャラクターを描けていない」という批難に聞こえるので難しい。批難ならまだしも、読みが浅いというか、単純に「登場人物に共感できなかった」と区別して、客観的に人に伝えるのが難しいと思っている。 - 作品置場つくる 2022/05/31
https://gallery.shortest109.net/https://shortest109.net/(ブログのアドレスがここのアドレスになってブログがサブドメインになった)ツイッターに麻雀のスクショ上げてるのにpixivを年一しか更新しないから前々から作品置場ほしいな~と思っており、ちゃきっと作ってみた……どう?iPadは割ときれいに見えるけどPCでのレイアウトを犠牲にしてるよな~。
はーレスポンシブデザインとやら面倒くせぇ……。スマホ持ってないからさ……。PC上から確認はしてるけどいまいち使う実感が持てなくて……。そもそも漫画読めるの?ホント?調べしこと- 画像投稿サービスで長文もきれいに投稿できて広告が目立たなくてソシャんなくてよくてレスポンシブでカワイイサービスがないか調べた→そらないよねぇ~~~
- HP作るまでするならどこ使うのも同じなのでブログと揃えてfc2か使ったことあるwixかな~と思ったがfc2がwordpress使えるらしいのでじゃあやってみるか~
- wixは昔作ってみたことあるんだけど、やっぱりレイアウトが写真向けなんですよね……正方形にトリミングされたグリッドレイアウトに漫画の枠線が入ってはまらないことこの上ない
- wordpressに漫画用のテーマとセットのプラグインが1種しかなかったので選択肢がなかった
- もっとあるかと思ったのに→EASEL知らなかった……ショックなんですけど……
やったこと- 作品ファイルの整理。画像をアップロードした時に元ファイルの更新日時がわからなくなるのがだるいのでpythonでリネームしてファイル名を更新日時にすう。そもそも肝要の漫画データが全部揃っているのか心もとないのだが……
- HTTPSにすう
- せっかくだから独自ドメインにすう→wordpress使ってるから独自ドメイン使えるけどそうじゃなかったらfc2ホームページでは私のfc2ドメイン使えないらしい。なんでよ
- 漫画を優先して漫画一覧、小説一覧はスクロール画面にしてたけど、小説一覧を選べるページがほしいって言われたから作りました。小説だけ読みたい気分のときもある。小説のスクロールはちょっと視認性きついよね
- そもそも作品が揃ってない。代替えという意味ではこういうのは揃えないと意味ないから、ね~。でもpixivに投稿してない新し目のものが見られるという役目は果たしているか。まぁ投稿そこまで大変ではないんだけど。wordpressってページが固定ページと投稿ページにはっきりわかれていて考え方がかなりブログライクだよな……→大体揃えたと思う
- 小説の表示が必要だからCSS書いた
- blog以外のリンクいる……?今のところこっちがサブドメインだしな~んー……→置き場の方を上の構造にして切り替えた。ブログがさっぱりしたぜ
- タグごちゃっとさせてみたい→させた
- 完成した漫画のストーリーエディターの文章コピーして分かち書きして適当なメタデータ部分につっこんだら「この表現どの作品だっけ~」検索につよつよな個人HPができそ→あとはストーリーエディターのデータ放り込むだけ
- タグのアンド検索→なた
- https://eeedotweb.com/blog/wp-custom-search/
直すとこ・わかんねこと- プラグインの動きがいまいちわからん。作品一覧をグリッドとかプレーンテキストに変えられるらしいんだけど
- タグ:のところも英語に揃えたいんだけどな
- 年齢確認置くとすると一番入口にいっちゃう。そもそも年齢確認をどうするか、サービスでR18の線が引かれないからむず
- 一枚絵の扱いどうしようか悩んでる
- タイトルの扱いむずい。小説はタイトル見えてほしいけど漫画はタイトルないのいっぱいある
- 線欲しいな……
- ブログ入れ込む?
- 色修正
- タグクラウドの位置
- Aリンクの色直す
- 小説が生まれる/小説家になる 2022/04/09文章を書くことは全ての人に平等に与えられた創作活動だ。中学生の頃、私の文学の授業用ノートに父親がそういった旨の文章を書いたのをよく覚えている。どうしてそんな事態になったのかは忘れたけれど、我が父ながらいいことを書くなと思ったのだ。まぁ絵を描く活動だって不平等な訳はないのだが。お絵描きとの違いは、絵の具もペンタブも必要なしに中学生でも今すぐに名だたる文豪と同じ文章を、書くことだけならばできるということだろう。記号ってそういうことだ。その手軽さ。普通に生きていたって、手紙の中に詩的な一文を加えることもあるだろうし、ツイッターは創作手段としてそのまま使われさえもする。文章を書くという創作行為はどんな時代でも日常のすぐ側にある。それまでROM専だった人が創作を始めるのが好きだ。昔、私の二次創作がきっかけで該当ジャンルの二次創作を始めたという人からメッセージを貰ったのがすごく嬉しくてよく覚えている。私の作品はその人の人生を変えたと思えた。創作する側と見る側に境界はない。同人界隈ではこういった思想は珍しくもなく、たとえば即売会の用語などにそういった意識を見ることができる。特に小説は、先に述べた文章を書くという行為の手軽さゆえに、飛び込みやすい形態の一つだろう。最近だとスマホを使って通勤時間で書いている人さえいるらしい。そうやって打ち込まれた文字も、文庫サイズに製本されて同じ棚に並べば、商的流通に乗る本と見分けがつかない。そうやって小説の同人誌を普通の本の隣に置くのが好きだ。そういえば前述の父は多趣味な人間なのだが、金がかかる趣味も多いので最近は老後何をするか悩んでいるらしい。密かに小説でも書かないだろうかと思っている。深緑野分のnoteが好きだ。深緑野分といえば「戦場のコックたち」。戦争の最中にある日常という料理。ミステリーが小説に与える相互作用。小道具も構想も練りに練られた素晴らしい小説だ。一章を読んだだけで、これはいいものだ!と興奮したのを覚えている。それでこのnoteだ。失敗談を語る部分がいい。あんな小説を書く作者も、同じような悩みを抱えて同じように苦しんでいるというのがしみじみわかる。私もそうやって苦しんでいたら「戦場のコックたち」のような素晴らしい小説か、それが贅沢なら自分を納得させられる一篇の文章でもいい、そういうものを生める可能性もあるだろうか。まぁ続けていれば、そういうことが起きる確率だってあるだろう。文字を打ち込むというそれに限っては同じ行為である訳だから。突然、応援しているプロ雀士が書いた小説が出版されると発表された。びっくりしすぎたのでとりあえずミュートした。いや悔しい。他のどのフォロワーが小説を書いたと言ってもここまで驚くことはなかっただろうに。全然準備ができていなかった。違う世界だと思っていた。その小説を好きになれる自信がなかった。だって文章で好きになったわけじゃないもの。幼い頃から小説を嗜んできた人間として、好きな小説も、好きな文章も、好きなジャンルもある。自分の初読の感想は大事にしているし、それに対するプライドもある。なんでもかんでもインターネットに共有しがちな人生だが読んだ本の記録だけはプライベートなものとしているし、テクスト論にも興味をもっている。それに従えばこんなのはテクスト論ど真ん中の領域だ。前にも書いたが、私は現代社会において作品へ下す評価と作家に対する商用的支援は切り離して考えている。この小説も既に2冊買っているし、読みたい友人がいれば買って送るので連絡して欲しい。であるからして、スタンスは読む前から出ているも同然なのだ。好きにはなれないかもしれないが、それによって作者を嫌いになったりすることはない。だからそもそもショックを受けるようなことでもないはずなのだ。けれども好きにはなれない可能性があると即座に思った自分にびっくりした。その驚きでミュートをしてしまった。やはり読んでいる途中で作者のことを考えてしまったので、本の感想をここに書くことはしない。本当に大変なことだっただろうな。執筆に四年かかったらしい。四年て。お前は四年かけて同人小説を書いたことがあるか?作者にとっては勿論初めて書いた小説だが、人気のプロ雀士が出版する小説ということで周囲からの期待も大きかったらしい。発売前から重版がかかって、随分ハードルが上がってしまったと感じたそうだ。しかし、献本されたチームメイトが即座に読んで感想をブログに認めてくれた。そのブログ記事は私が読んでも胸が熱くなるものだったけれど、作者もそれを読んで気持ちが軽くなったという。なんて同人作家あるあるなんだ、とそれを聞いた時に思った。初めて作品を出した時のことはちょっと思い出したくないが、毎回初めてのジャンルには緊張を覚える。それに対していわゆる身内が感想をくれることほどありがたいこともない。身内なんていなかった頃があるから、その存在もありがたい。変な話、そういったエピソードを聞いた時に、人なんだなと思った。雀荘で本人にファンレターを渡したこともあるのに。信じられないほど美しい麻雀を打つ人も小説を書く人間なんだな。人はいつでも小説家になれる。私はその事実が本当に好きだ。その時、書かれた作品はテクスト論に従って同じ土俵に乗る。それは残酷なことでもあるかもしれない。しかしそれは私にとって、作者が大きな共感の枠組に入るということでもある。ファンだと言ってくれた貴方、シナリオライター、父、ブロガー、深緑野分、プロ雀士。