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図書館に行って予約した本が3冊来てたから1冊だけ置いて帰ってきた。これは腰が軽い人間っぽい。腰が軽いってあんま使わない表現じゃないか。なんか尻軽みたいで恥ずかしい言葉な気がするんですけど。尻が重いも使わないすね。2冊持ち歩いたわけだが案の定旅路の中で1冊読み終わるなどということはなかったな。
今日は親が勧めていたムットーニこと武藤政彦の展示を見に行きました。これはね……なかなかやばかったですよ……。展示品は本当によかった。陳腐な表現ですが人形自体にほとんどカラクリがないのに可動域以上の動きが感じられたし何より観察者に物語を想起させる展示というのは素晴らしいものだと思ったな。テキスト主義。
たださ~すごい仕様なのよこれ。だって箱に10cm四方の覗き窓が空いていて、そこから覗かないと何も見えないんすよ。だから同時に鑑賞できるのが2人、3人くらい?それで作品には音楽がセットなので動いているカラクリは一部屋で1個、会場全体で5個なんですよ。贅沢な体験だね。平日とはいえそこに十人くらい人が群がったらもう、さぁ。前にいたら前にいたで後ろの人に気を使わなきゃいかんし、映画館において前にいる人の頭がずっと視界に張り付いているような疲労でしたわ。
あとはグリーンカレーを食べて富士美術館を軽く回って帰った。バス停を間違えたらしく乗りたいバスが乗換案内の上を通り過ぎていったときは風も強くて泣きたかったね。富士美術館、普通にロダンとかダリが常設展にいてややびびり。特設展は源氏物語。江戸時代ってイメージよりずっと近代的な作品が出てくる。